大和高田市の老舗「ヴェルデ辻甚」が、お店の目の前にラーメン店「くろす」(大和高田市南本町10-22 近鉄高田市駅から徒歩5分)を出店した。6/29(金)に放送された「ならフライデー9」でも紹介された。食べログには、
創業400年の老舗フランス料理店「ヴェルデ辻甚」が
プロデュースするフレンチ感じるラーメン店
フレンチを感じるラーメン店がコンセプト。 創業400年の歴史ある老舗フランス料理店「ヴェルデ辻甚」が、ラーメン店をプロデュース!熟練フレンチシェフの渾身のラーメンの数々をお楽しみください。スープは希少価値が高い鹿児島産、さつま知覧どりの種鶏(しゅけい)の鶏ガラを使用、他では感じられない旨みとコラーゲンを持っています。
秘伝の醤油だれと塩だれは2年かけてつくりました。 奈良県産の片上醤油、フランス・ゲランド産の海塩、北海道利尻産の真昆布や本枯れ鰹節などを加え完成させました。 麺は、香りと質が高いとされるフランス産小麦をはじめ、4種類の小麦をオリジナルブレンド。 つけ麺は、フレンチの盛り付けと技法が楽しめる一皿です。
ここの一番人気、「鶏煮込み塩ラーメン」(税込み790円)をいただいた(7/14)。自動販売機で食券を買うと、席に案内される。待つこと数分でラーメンが出てきた。ラーメン鉢は深くて口径はやや狭い。「底からよくかき混ぜてお召し上がりください」とのことなので、よく混ぜる。
鉢の中の宇宙。ラーメンには珍しく玉ねぎが載っていて、フレンチのようなレイアウトだ
おお、上品でコクのあるスープ!攪拌してふわりと仕上がったスープには、深い旨味が感じられる。そこに全粒粉の中太麺がよく合う。フレンチのようなラーメンだが、これは「上品系ラーメン」のジャンルに入れておきたい。いつかは片上醤油を使った「鶏煮込み醤油ラーメン」にもチャレンジしたい。
私好みの中太麺。全粒粉なので小麦の香りが楽しめる
お箸は吉野の天削箸(てんそげばし)。エプロンは使ったことがない
別の日(7/7)には1日5食限定という「パイ包みのオニオンスープつけ麺」(税込み1600円)をいただいた。「少しお時間をいただきます」ということだったので、待っている間に食べようと「お子さまラーメン」(税込み100円!)も注文、こちらを先にいただいた。あっさりとした醤油ラーメンで、決して手を抜いていない。昭和レトロな中華料理屋のラーメンを思い出した。
ドリンクはバヤリースオレンジ風
ちゃんと海苔も煮卵もチャーシューも載っている、これで100円とは!
つけ麺のオードブル。左はアツアツのリゾット
さてお待ちかねのつけ麺。先にオードブルが出てきて、あとからパイ包みのオニオンスープと弾力のある多加水麺が出てきた。パイ皮を慎重にスープに沈め、そこに麺を落とし、具材を入れる。スープがさめてきたらチャッカマンで固形燃料に火をつけて温める。途中から面倒になってきたので、小さな丼に麺と具材を入れ、そこにスープを注いでいただいた。
奥の水はダシで、麺がほぐれにくいときに使う
具材もたっぷり
パイの中には香り高いオニオンスープ
うーむ、確かにこれはとても美味しいが、果たして「ラーメン(つけ麺)」のジャンルに入るのか、という疑問が途中からわいてきた。われわれが「ラーメン」に求めるイメージ、ワイルドで安直で、しかし深い旨味のあるスープでコシのある麺をズルズルと(下品に)すする、という醍醐味が味わえないのである。やはりこれはフレンチだ。スープパスタ(スープスパゲティ)の一種である。
このお店ではつけ麺ではなく、一番人気の「鶏煮込みラーメン(塩、醤油)」や二番人気の「鶏塩ラーメン」、時には「お子さまラーメン」などの「上品系ラーメン」をいただくのが良さそうだ、というが私の見立てである。皆さんのご感想はいかがだろうか?
※くるなびは、こちら。
創業400年の老舗フランス料理店「ヴェルデ辻甚」が
プロデュースするフレンチ感じるラーメン店
フレンチを感じるラーメン店がコンセプト。 創業400年の歴史ある老舗フランス料理店「ヴェルデ辻甚」が、ラーメン店をプロデュース!熟練フレンチシェフの渾身のラーメンの数々をお楽しみください。スープは希少価値が高い鹿児島産、さつま知覧どりの種鶏(しゅけい)の鶏ガラを使用、他では感じられない旨みとコラーゲンを持っています。
秘伝の醤油だれと塩だれは2年かけてつくりました。 奈良県産の片上醤油、フランス・ゲランド産の海塩、北海道利尻産の真昆布や本枯れ鰹節などを加え完成させました。 麺は、香りと質が高いとされるフランス産小麦をはじめ、4種類の小麦をオリジナルブレンド。 つけ麺は、フレンチの盛り付けと技法が楽しめる一皿です。
ここの一番人気、「鶏煮込み塩ラーメン」(税込み790円)をいただいた(7/14)。自動販売機で食券を買うと、席に案内される。待つこと数分でラーメンが出てきた。ラーメン鉢は深くて口径はやや狭い。「底からよくかき混ぜてお召し上がりください」とのことなので、よく混ぜる。
鉢の中の宇宙。ラーメンには珍しく玉ねぎが載っていて、フレンチのようなレイアウトだ
おお、上品でコクのあるスープ!攪拌してふわりと仕上がったスープには、深い旨味が感じられる。そこに全粒粉の中太麺がよく合う。フレンチのようなラーメンだが、これは「上品系ラーメン」のジャンルに入れておきたい。いつかは片上醤油を使った「鶏煮込み醤油ラーメン」にもチャレンジしたい。
私好みの中太麺。全粒粉なので小麦の香りが楽しめる
お箸は吉野の天削箸(てんそげばし)。エプロンは使ったことがない
別の日(7/7)には1日5食限定という「パイ包みのオニオンスープつけ麺」(税込み1600円)をいただいた。「少しお時間をいただきます」ということだったので、待っている間に食べようと「お子さまラーメン」(税込み100円!)も注文、こちらを先にいただいた。あっさりとした醤油ラーメンで、決して手を抜いていない。昭和レトロな中華料理屋のラーメンを思い出した。
ドリンクはバヤリースオレンジ風
ちゃんと海苔も煮卵もチャーシューも載っている、これで100円とは!
つけ麺のオードブル。左はアツアツのリゾット
さてお待ちかねのつけ麺。先にオードブルが出てきて、あとからパイ包みのオニオンスープと弾力のある多加水麺が出てきた。パイ皮を慎重にスープに沈め、そこに麺を落とし、具材を入れる。スープがさめてきたらチャッカマンで固形燃料に火をつけて温める。途中から面倒になってきたので、小さな丼に麺と具材を入れ、そこにスープを注いでいただいた。
奥の水はダシで、麺がほぐれにくいときに使う
具材もたっぷり
パイの中には香り高いオニオンスープ
うーむ、確かにこれはとても美味しいが、果たして「ラーメン(つけ麺)」のジャンルに入るのか、という疑問が途中からわいてきた。われわれが「ラーメン」に求めるイメージ、ワイルドで安直で、しかし深い旨味のあるスープでコシのある麺をズルズルと(下品に)すする、という醍醐味が味わえないのである。やはりこれはフレンチだ。スープパスタ(スープスパゲティ)の一種である。
このお店ではつけ麺ではなく、一番人気の「鶏煮込みラーメン(塩、醤油)」や二番人気の「鶏塩ラーメン」、時には「お子さまラーメン」などの「上品系ラーメン」をいただくのが良さそうだ、というが私の見立てである。皆さんのご感想はいかがだろうか?
※くるなびは、こちら。