goo blog サービス終了のお知らせ 

tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

万博も開幕し、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

<ナント>萬葉チャリティーウォーク(第63回)を盛大に開催!

2017年06月04日 | お知らせ
昨日(6/3)「第63回<ナント>萬葉チャリティーウォーク」(南都銀行主催)が開催された。約150人の皆さんが、龍田古道の約6kmを楽しく歩いた。講師はおなじみ坂本信幸さん(高岡市万葉歴史館館長・奈良女子大学名誉教授)。こ日の様子が今朝(6/4)の奈良新聞に「歴史学び古道散策 龍田大社など巡る ナント万葉チャリティーウォーク 由緒や万葉歌などの解説も」として大きく紹介された。全文を抜粋すると、


同行個人営業部・大森部長による開会挨拶


金山彦神社(および金山媛神社)宮司の藤森良祐さんのお話

南都銀行(橋本隆史頭取)の「第63回ナント万葉チャリティーウォーク」が3日、奈良から大阪難波・河内に続く峠「龍田古道」(三郷町―大阪府柏原市)などで開かれ、約150人が参加した。


金山彦神社には、こんな巨大な鏡が…

昭和63年から毎年春と秋の2回開催。平成16年の同行創立70周年を機に「チャリティーウォーク」とし、参加者の人数に応じた金額を同行から県社会福祉協議会に寄付している。


こちらは金山媛神社

参加者はJR関西線・河内堅上駅北西の金山彦(かなやまひこ)神社(橿原市)を出発。金山媛(かなやまひめ)神社(同)や龍田古道の里山公園(同)、三室山(三郷町)、龍田大社(同)などを巡る約6キロのコースを歩いた。


三室山頂の展望台から、大和盆地を望む


坂本氏の講話(三室山第一休憩所)。ここに氏が揮毫された万葉歌碑がある

富山県の高岡市万葉歴史館館長の坂本信幸・奈良女子大学名誉教授が神社の由緒や万葉集の歌などのの解説も行い、参加者は熱心に耳を傾けていた。友人2人と参加した王寺町の主婦、大西さん(60歳代)は「上り坂がきつかったが、緑がきれいで風がさわやか。歴史を勉強しながら歩くことができて良い機会だった」と喜んだ。


向かって左から2人めが西畑さん、これまでの活動を紹介された

この日は良い出会いがあった。NPO法人「龍田・三室山 桜の会」副理事長の西畑實雄(にしはた・じつお)さんとお目にかることができたのだ。この会は、龍田山や三室山に桜などを植樹するとともに、下草刈りや古道整備などに汗を流している。2010年度には「桜の龍田古道の復活」(PDF)として、国土交通省の「手づくり郷土賞」も受賞されている。NPOの「法人の目的」には、


まもなく龍田大社

この法人は、地域住民はもとより広く世間一般に対して、古よりの街道たる龍田越え古道、万葉集にも数多く歌われた桜の名所龍田三室山及びこれらの周辺に数多く散在する歴史的旧跡を調査し復興かつ桜の植樹や古道周辺の整備に関する事業を行い、この地域の歴史的遺産を再認識させ、もって地域の活性化に寄与することを目的とする。


坂本氏の講話。氏が揮毫・献納された万葉歌碑の横で



この日は朝から晴天に恵まれたが、気温はそれほど上がらず、爽やかな1日だった。普段から歩き慣れない方からは「山道の上り下りが大変だった」との声も聞いたが、さほどのアップダウンではなく、ちょうど良い運動になった。


同行個人営業部・山口副部長の閉会挨拶、右が万葉歌碑。名工・佐野勝司氏が制作

坂本先生には、とても良いご講話をいただきました。西畑副理事長、これからも活動をご継続ください。南都銀行のスタッフの皆さん、早朝からのお世話、ありがとうございました!

6月4日付(2017年)の奈良新聞
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする