ついに出た! といっても私はまだ手にしていないのだが…。このたび実業之日本社から『意外な歴史の謎を発見! 奈良の「隠れ名所」 』 (じっぴコンパクト新書)という新書本が刊行された。お値段は972円(税込み)。姫路にお住まいのIさん(奈良まほろめばソムリエ)から、こんなメールをいただき、発刊を知った。
ジュンク堂姫路店で『奈良の「隠れ名所」』を買いました。前著『奈良「地理・地名・地図」の謎』にもましてマニアックな内容がきちんと整理して記載されていると思います。実業之日本社へは、続編を希望する葉書を出しておきました。
前昨『奈良「地理・地名・地図」の謎』は監修(ライターの書いた原稿に手を入れる)だったが、今回は、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」の12人のメンバーが実際に執筆し、産経新聞奈良版および三重版ほかに連載された「なら再発見」(2012.10.6~2015.3.28)の115本から厳選された72本の記事が紹介されている(私の書いた記事も7本入っている)。表紙に《「當麻曼荼羅」を織った中将姫の秘薬が今の入浴剤のルーツだった!?》とあり、これは私が紹介したネタ「中将姫と中将湯」である。
前作『奈良「地理・地名・地図」の謎』は、「奈良をよく知らない人を対象に、奈良のことを分かりやすく」というコンセプトで作られたが、今度は「奈良をよく知っている人でも、案外知らない話を紹介する」という方針で作られた。新聞掲載時より文章が短くコンパクトになり、読んでいただきやすくなった。当会会員の石田一雄さんにお書きいただいた「はじめに」には、
読んでいただくと、奈良市はもちろん、それ以外の各地域にも、こんな場所があるのか、こんなものがあるのか、一度訪れてみよう、見に行ってみようと思っていただけると自負しています。公共交通機関ではやや不便な場所があるかも知れませんが、ほとんどの場所が京阪神から自家用車で日帰り可能なので、ぜひ一度訪れていただければ。奈良ファンを自認するわれわれにとっても幸いです。
実際に地図にコンパスを当ててみると、西明石を起点にしても「上北山村・下北山村・十津川村・野迫川村」を除けば、他のすべての地域へ日帰りバスツアーが可能である。
なお『意外な歴史の謎を発見! 奈良の「隠れ名所」 』の執筆者12人は50音順に、石田一雄、大山恵功(よしのり)、小北博孝、雑賀耕三郎、鈴木浩(ゆたか)、辰馬真知子、田原敏明、露木基勝、鉄田憲男、西川誠、藤村清彦、安井永。
会員が思いつくまま、ランダムに書いた新聞掲載時と違い、奈良県を5ヵ所にわけて地域別に紹介されているので、とても読んでいただきやすい。もちろん「奈良まほろばソムリエ検定」(奈良検定)の受験対策本としても、お使いいただける。皆さん、ぜひ書店で手にとってご覧ください!
ジュンク堂姫路店で『奈良の「隠れ名所」』を買いました。前著『奈良「地理・地名・地図」の謎』にもましてマニアックな内容がきちんと整理して記載されていると思います。実業之日本社へは、続編を希望する葉書を出しておきました。
意外な歴史の謎を発見! 奈良の「隠れ名所」 (じっぴコンパクト新書) | |
奈良まほろばソムリエの会 | |
実業之日本社 |
前昨『奈良「地理・地名・地図」の謎』は監修(ライターの書いた原稿に手を入れる)だったが、今回は、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」の12人のメンバーが実際に執筆し、産経新聞奈良版および三重版ほかに連載された「なら再発見」(2012.10.6~2015.3.28)の115本から厳選された72本の記事が紹介されている(私の書いた記事も7本入っている)。表紙に《「當麻曼荼羅」を織った中将姫の秘薬が今の入浴剤のルーツだった!?》とあり、これは私が紹介したネタ「中将姫と中将湯」である。
前作『奈良「地理・地名・地図」の謎』は、「奈良をよく知らない人を対象に、奈良のことを分かりやすく」というコンセプトで作られたが、今度は「奈良をよく知っている人でも、案外知らない話を紹介する」という方針で作られた。新聞掲載時より文章が短くコンパクトになり、読んでいただきやすくなった。当会会員の石田一雄さんにお書きいただいた「はじめに」には、
奈良「地理・地名・地図」の謎 (じっぴコンパクト新書) | |
奈良まほろばソムリエの会(監修) | |
実業之日本社 |
読んでいただくと、奈良市はもちろん、それ以外の各地域にも、こんな場所があるのか、こんなものがあるのか、一度訪れてみよう、見に行ってみようと思っていただけると自負しています。公共交通機関ではやや不便な場所があるかも知れませんが、ほとんどの場所が京阪神から自家用車で日帰り可能なので、ぜひ一度訪れていただければ。奈良ファンを自認するわれわれにとっても幸いです。
実際に地図にコンパスを当ててみると、西明石を起点にしても「上北山村・下北山村・十津川村・野迫川村」を除けば、他のすべての地域へ日帰りバスツアーが可能である。
なお『意外な歴史の謎を発見! 奈良の「隠れ名所」 』の執筆者12人は50音順に、石田一雄、大山恵功(よしのり)、小北博孝、雑賀耕三郎、鈴木浩(ゆたか)、辰馬真知子、田原敏明、露木基勝、鉄田憲男、西川誠、藤村清彦、安井永。
会員が思いつくまま、ランダムに書いた新聞掲載時と違い、奈良県を5ヵ所にわけて地域別に紹介されているので、とても読んでいただきやすい。もちろん「奈良まほろばソムリエ検定」(奈良検定)の受験対策本としても、お使いいただける。皆さん、ぜひ書店で手にとってご覧ください!