tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

歴史に憩う橿原市博物館で「茶の愉」展、7月16日(土)~9月19日(月・祝)まで!

2016年07月07日 | お知らせ
新沢千塚古墳群のすぐ近くにある「歴史に憩う橿原市博物館」で、「茶の愉(ゆ)」という企画展がある。展示だけではなく、付属イベントが充実している。同館のHPによると、

平成28年度夏季企画展「茶の愉~今井・京・堺~」
茶の文化は、奈良時代に日本に伝えられて以降、次第に人々の中に定着し、今や日本文化の一部となっています。遺跡の発掘調査でも、茶の湯に関わる焼き物である茶陶が出土することがあります。今回の企画展は、今井・京・堺で出土した桃山時代の茶陶を集め、当時の人々が愉しんだ茶の湯を私達も愉しんでみようというものです。一人ひとりの視点で茶陶を愉しんでいただければ幸いです。
・夏季企画展案内チラシ(PDF:1,119KB)

開催期間
平成28年7月16日(土曜日)~9月19日(月曜日)※月曜休館(7月18日・9月19日は開館し、7月19日・9月20日休館)

イベント情報
■講演会(全2回)
第1回 7月23日(土曜日)
「桃山時代の茶の湯」 講師:神津 朝夫 氏 (茶道史研究家)
第2回 9月4日(日曜日)
「「茶の湯」を考古学する―堺環濠都市遺跡の発掘調査―」 講師:續 伸一郎 氏 (堺市博物館主幹兼学芸係長)

各回ともに
会場:橿原市新沢千塚古墳群公園拠点施設「シルクの杜」教室3 (橿原市川西町855-1 博物館東隣)
定員:70名(先着順・各回とも博物館1階にて午後0時30分より整理券配布)
時間:午後1時30分~午後3時

■イベント
茶の湯釜 工房見学
釜師 川邊庄造先生の工房にて茶の湯釜製作の見学をします。
※大和八木駅集合、徒歩20分

日時:平成28年7月27日(水曜日)午前10時~午前11時30分
対象:中学生以上
定員:15名(定員超過の場合は抽選)
費用:無料
申込方法
往復はがきに参加者の氏名・住所・電話番号を明記の上、当館(〒634-0826 川西町858-1)まで。(7月20日必着)

My茶筌作り体験
「竹茗堂 左文」(生駒市高山町)にて、茶筌製作見学と製作体験をします。※現地集合
日時:平成28年9月10日(土曜日)午前10時~午後1時
対象:小学生高学年以上(小学生は保護者も参加)
定員:25名(定員超過の場合は抽選)
費用:3,240円(実費・当日現地にて支払い。体験料。茶筌・抹茶代含む)
申込方法
往復はがきに参加者の氏名・住所・電話番号を明記の上、当館(〒634-0826 川西町858-1)まで。(8月1日必着)


いかがだろう?茶の湯釜製作シーンの見学や茶筌(ちゃせん)作りなど、とても面白そうだ。わび茶の発祥は奈良(称名寺の村田珠光)だし、今井町からは今井宗久という茶人(千利休らとともに天下三宗匠の1人)も出ている。今井で出土した桃山時代の茶陶も、見てみたいものだ。皆さん、ぜひ「歴史に憩う橿原市博物館」に、足をお運びください!



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