“稲沢市の稲沢青年会議所が今年整備した同市祖父江町祖父江のひまわり畑が、見ごろを迎えている。照り付ける太陽の下、一面を鮮やかな黄色に染め、同会議所の会員たちは「夏の風物詩として、稲沢の新たな観光名所になってほしい」と期待する。
まちづくりの一環で企画。会員が畑として使っていた借地を活用し、約二千平方びに約一万本を植えた。畑の中には高さ約二メートルのやぐらも設置し、ひまわり畑を一望でき。会員交流サイト(SNS)などで話題となり、咲き始めた八月上旬以降、市内外から見物客が訪れている。
要望が多ければ、来年度以降も継続を検討し、地元の子どもたちも巻き込んで取り組んでいく。同会議所の大谷典央理事長(三九)は「コロナ禍で落ち込んでいる社会を少しでも明るくして、癒やされるような場所になってほしい」と願った。”(8月12日付け中日新聞)
記事からです。空き畑を花畑にして観光地化する、こんな事業が各地で広がっている。ボクもツアーで時折出かけた。それがボクの近くでも始まっていた。嬉しいこことである。
この事業にはいろいろなメリットがある。まず耕作されなくなった畑の活用という面である。放っておけば耕作放棄地である。草が生い茂ることもある。またこの事業には地域の人の結集が必要である。いろいろな行事がなくなり、地域の集まりも少なくなった。このコロナ禍でますます地域活動は希薄になっていくだろう。そんな中で、新たな集まりの場になるだろう。今年は青年会議所の会員だけであったが、来年以降は地域の子供たちも巻き込んでいこうと考えておられる。そうなれば大きな活動の場になるだろう。そして観光名所になれば、更に新たな発展も起きよう。まさに町興しである。
ボクは青年会議所の会員になったことはないが、青年会議所と関係を持ったことはある。ここは大きな力がある。この力を地域で大いに発揮して欲しい。ここが頑張れば地域は変わる。期待したい。
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