“半年ぐらい前の夕方のことだ。同居する看護師の孫娘がいつもよりも1時間以上遅く帰宅した。孫娘によれば職場からの車での帰路、三重県四日市市内のガソリンスタンドで給油していたら高齢男性に「帰り道が分からない」と声をかけられた。そこで家の住所を聞いて「こっちですよ」と教えたものの、男性は別の方向に歩きだしたそう。そこで給油後、その男性を捜して車で家に送り届けたものの、家人はおらず、やむなく孫娘は自分の連絡先を記したメモを男性に渡したという。2日後、男性の息子さんがわが家を訪れて大いに感謝された。孫娘が訪ねたとき、家族総出で捜していたとか。
孫娘の大活躍を思い返すたび、思いやりにあふれた人間に育ってくれたことが私はとても誇らしい。”(1月25日付け中日新聞)
三重県東員町の土建業・伊藤さん(男・82)の投稿文です。孫娘さんが人に親切にして感謝されたことを喜ぶお爺さんの投稿文です。家族総出で探している最中に、人に送られて帰っていた、本当にホッとされたことでしょう。高齢化社会になり、放浪されてしまうことは、これから多くなるでしょう。これは人命に関わる事柄です。それかと見かけた人は、十分に心したいものです。
ボクの母親も数度ありました。でも大事にはならなかった。足が弱いから遠くまで歩けなかったことが幸いした。さてボクが呆けたらどうなるのだろうか。この健脚さは、余程の何かがない限りさほどの衰えはないだろう。その上で痴呆による放浪がでたら、これは大事である。とんでもないところまで歩いて言ってしまうだろう。だからボクは絶対に痴呆になってはいけないのだ。この「話・話」 などを書きながら、防止に努めねばならない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます