“駅のホームで真っ白のワイシャツを着て、首周りにかなりの余裕がある新入社員とおぼしき男性を見掛ける時季になった。思い出すのが四十二年前、今よりも体重が十キロ以上少なかった私自身だ。支給された制服のワイシャツを試着して腕を通すと首周りはぶかぶかで、担当者から「制服に体を合わせろ」と言われたものだ。何と理不尽なと思ったが、実際三年もしないうちに私の体はぐんぐん大きくなり、制服にフィットするまでになった。
感染が拡大する新型コロナウイルスの影響で新社会人となった皆さんは大いに苦労したはず。「石の上ではないが、三年は辛抱して頑張れ」と心の中でエールを送っている。”(4月26日付けちゅ)
愛知県一宮市の会社員・布村さん(男・64)の投稿文です。このコロナ禍、誰にも辛いでしょうが、特に新入社員や新入学生には辛いだろうと思います。ただでさえ何も分からない状況で、更に顔を合わせて教えてもらうことができない。リモートでは限度があるでしょう。
布村さんは3年辛抱と言われる。新入社員の離職について少し調べてみると、いろいろな統計が見つかる。学歴を問わず、1年で15%、3年で30%以上という数字が見つかる。受験勉強も就職活動も、この就職のために頑張ってきたのにである。理由は思っていた仕事と違った、やりがいがなかった、会社の環境になれなかった、などいろいろある。新入社員など、最初から満足な仕事などさせてもらえることは少なく、不満など探せばいくらでもみつかる。ボクは石の上にも3年は、実にいい言葉と思っている。3年くらい見ないと本当のことは分からない。早めの転職を勧める言葉も聞くが、安易に乗らない方が良いと思っている。
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