FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

日銀の金融政策決定前後に高値、そしてその後大きく値を消しました。 筆者の予測的中。

2012-10-31 14:17:31 | 日記
南通は急に冷え込み始め、軽防寒服でも着用しないとちょっと厳しくなってきています。 南通での生活もやっと安定し始めて来たところです。 毎日の出勤には公共バスを使うようにしていますが、南通市内のバス代の安い事。 何んと元1(12.5円)と言う安さには驚きです。 家の前と会社の前がバス乗り場になっており非常に便利は良いのですが、雨の日はコンピューターや仕事道具を持っての移動には不便を感じます。

<昨日の日銀の金融政策決定について>
昨日のドル・円相場は79.27-80.13円のレンジで推移しました。 日銀金融政策決定会合前後に高値と安値を付けた格好でした。 筆者の予想通りの展開となりました。 日銀の追加緩和が想定内だった事から急速に利益確定の売りに押された東京終盤の流れは一服。 欧州株の堅調スタートとともに79.50円台まで買戻しが入るも上値は重く、79.40円挟みのもみ合いの展開になりました。 スペインのGDPが予想ほど落ち込まなかった事などからユーロ買い・ドル売りが進んだ事もドル・円の上値を抑えたようです。

本日は、各市場で月末のポジション調整が行われると見られ、荒れ模様の展開となる可能性もありそうです。 為替市場でも月末最終日の取引は実需の取引に左右され易いため、特にロンドン16時(日本時間25時)のフィキシング前後を警戒しておきたいところです。

また、ユーロ圏財務相電話会議の議題はギリシャです。 ギリシャ国内経済の低迷を受けて、財政赤字削減目標の達成時期を2年遅らせる事への合意はできつつあるようですが、そうなった場合に必要になると見られる追加支援をどうするのか? 追加で資金投入したくない国の財務相ばかりが集まってどんな結論が導かれるのか注目されます。

<テクニカル面でドル・円を判断>
9月13日につけた安値77.12円から10月26日の高値80.38円までの上昇に対する1/3押しの水準である79.29円前後では底堅さを見せ、引けにかけて200日線より高い水準まで値を戻しました。 同線の底堅さを保てている間は、ドル・円の上昇基調は続いているとみています。

本日は、月末に向けて本来なら分散して行われるはずの大口の売買が、本日まとめて出てくる可能性があります。 そうなれば、値が荒れることも十分あり得るでしょう。

まとまったドル売り・円買いなどが入って再度ドル・円の下げに拍車が掛かるような流れになれば、前述の1/3押しの水準79.29、次なるステップは79.13となります。 79.13の水準を割ってきますと地合いの悪化が鮮明になるとみています。

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