FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今夜、ECB理事会で金利差縮小発言が出れば100円割れの可能性有り。

2011-10-06 06:00:00 | 日記
国慶節の休みは明日迄となりました。 寒さも徐々に増してきたように感じるこの2~3日です。

外為市場では、ユーロ・円が近々に100円を割り込むとの見方が強いままのようです。 欧州金融安定ファシリティー(EFSF)債購入を示唆する日本政府高官の発言を、市場はユーロ安へのけん制と受けとめたが、予想される規模などからトレンド転換には力不足との声が多い。 欧州ソブリン問題に突破口がみえず、リスク回避のユーロ売りが続いており、あすの欧州中銀(ECB)理事会で利下げが示唆されれば一気に大台割れの可能性があるとみられている。 

<日本のEFSF債購入示唆、100円割れ阻止には力不足>  
ユーロ安・円高の進行で、日本の輸出企業から悲鳴が上がるなか、日本の政府高官は5日、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)が発行する債券について ”引き続き購入を検討する方針に変わりはい” と述べた。 市場では ”ユーロ安/円高の抑制をねらった口先介入” と受け止められ、ユーロ・円はいったん下げ渋ったが、再び弱含みの展開に戻った。

<ECB理事会きっかけに大台割れも>
ギリシャ支援の難航を背景にユーロ売りが進み、ユーロ・円は4日に100.77円まで下落するなど10年ぶりのユーロ安・円高水準で推移している。 明日のECB理事会次第ではユーロが100円を割り込むと市場では警戒されている。 政策金利を据え置いたうえでトリシェ総裁が会見で先行きの利下げを示唆するとの見方が多いが、この場合、金利差縮小からユーロ売りになる可能性があるという。

筆者は7月に投稿させていただきましたが、何故この時期に利上げをするのか疑問が残ると呈しました。 初秋には世界同時破綻が起こりそうな様相であった為に、直ぐに利下げを行わないとならないのに意味があるのか。 ソブリン問題は突破口が見いだせず、ここで利下げでも起これば世界同時破綻につながる可能性も秘めていると言わざるを得ません。 

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