この2日間、東京でお客様との商談・会食が続きもう体力の限界となりました。 この度の一時帰国で印象に残った事が2つございます。 一つは、筆者の属する業界全体が東南アジアへの生産拠点の移行。 取り分けカンボジア・ミヤンマーへの進出の話で持ち切りでした。 筆者にも、何時カンボジア・ミヤンマーへ進出するのか質問攻め状態でした。 中国は既に過去の遺物のような雰囲気さえ感じられます。 もう一つは、銀座の夜の寂しい光景が目に焼き付けられました。 1980年代の銀座は真夜中迄人通りが絶えることはありませんでしたが、今回見る限り22:00以降は人通りも疎ら。 どうなっているのかと思わず聞いてしまうほどでした。 規模を大きくした田舎の商店街のような雰囲気でした。
上海の夜を見慣れているせいか、銀座の夜が寂しく感じられ、これが現在の日本の経済の実態かと言わざるを得ませんでした。 シュリンクしていく日本経済の象徴とでも言いましょうか。
<何時はじけるか株バブル風船>
最近のドル・円の変動要因は、アベノミクスへの期待と早期の米テーパリング(緩和縮小)観測の後退でしょう。
このうち、アベノミクスへの期待については、投機的な動きで結構円が売られているのではないでしょうか。 ただ外為市場ではアベノミクスへの期待はかなり先走って織り込まれてきたこともあり、これからは成長戦略をしっかり進めていかないと力強い上昇にはつながりにくいのではないでしょうか。
リスクオンについては、欧米株が連日高値を更新していますが、これから先テーパリングが始まると、株価はやはり上値が重くなっていく可能性が高いと思われます。 実際、先週から高値警戒感が浮上して来ていて、リスクオンでドル・円がどんどん上昇していくというのは目先は限られるのではないでしょうか。
テーパリングに関しては、これからドル・円の上昇をけん引する主な要因になってくると見られますが、米連邦準備理事会(FRB)が金利を抑えたいという気持ちもあって、上手く進むのか疑問の声も上がっています。 主要な要因とはいっても、やはり緩やかにしかけん引できないように思われます。
このような外部環境から判断してみると、ドル・円は、目先は上下ともに限られそうに思われます。 実際、オプション市場をみると、今月頭からは上昇を見込む向きが大勢を占めていますが、足元では逆に下落を見込んでいる向きの方が多くなっています。 この先、米雇用統計などで振れる可能性はあるものの、目先は99円から103円付近のレンジになり、103円を超えて大きく上昇するようには思えませんが如何でしょうか。
102.50を大きく超えて行くようであれば売り込んで行きたいと考えています。
上海の夜を見慣れているせいか、銀座の夜が寂しく感じられ、これが現在の日本の経済の実態かと言わざるを得ませんでした。 シュリンクしていく日本経済の象徴とでも言いましょうか。
<何時はじけるか株バブル風船>
最近のドル・円の変動要因は、アベノミクスへの期待と早期の米テーパリング(緩和縮小)観測の後退でしょう。
このうち、アベノミクスへの期待については、投機的な動きで結構円が売られているのではないでしょうか。 ただ外為市場ではアベノミクスへの期待はかなり先走って織り込まれてきたこともあり、これからは成長戦略をしっかり進めていかないと力強い上昇にはつながりにくいのではないでしょうか。
リスクオンについては、欧米株が連日高値を更新していますが、これから先テーパリングが始まると、株価はやはり上値が重くなっていく可能性が高いと思われます。 実際、先週から高値警戒感が浮上して来ていて、リスクオンでドル・円がどんどん上昇していくというのは目先は限られるのではないでしょうか。
テーパリングに関しては、これからドル・円の上昇をけん引する主な要因になってくると見られますが、米連邦準備理事会(FRB)が金利を抑えたいという気持ちもあって、上手く進むのか疑問の声も上がっています。 主要な要因とはいっても、やはり緩やかにしかけん引できないように思われます。
このような外部環境から判断してみると、ドル・円は、目先は上下ともに限られそうに思われます。 実際、オプション市場をみると、今月頭からは上昇を見込む向きが大勢を占めていますが、足元では逆に下落を見込んでいる向きの方が多くなっています。 この先、米雇用統計などで振れる可能性はあるものの、目先は99円から103円付近のレンジになり、103円を超えて大きく上昇するようには思えませんが如何でしょうか。
102.50を大きく超えて行くようであれば売り込んで行きたいと考えています。