FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

上海にもこんな美談がありました。

2014-03-12 12:00:00 | 日記
上海にもこんな美談がありました。 

上海で一緒に暮らしている下の娘が先週末、手帳を無くしたと大騒ぎして勤務先の学校から電話がかかって来ました。 家の中を探してくれと言うので、細部に渡って手帳探しをしましたが見つかりませんでした。 手帳には、ビザカード・中国の銀行カード・現金元100が入っているとの事でした。

自分のカバン・教員室の机の中・家にもありません。 意気消沈している姿がありありでした。 最後にお金を使ったのが、地下鉄2号線の威寧路駅のビンゴー(ショッピングモール)のパリと言うパン屋だったような気がすると言うので、大慌てでパン屋さんに行きました。 店員さんに娘の手帳が無いか尋ねたところ、そんなものは無いと素っ気ない返事でした。

中国で現金を入れたような手帳など返って来る事は99%無いと信じており、早々にカード関係の紛失届けを出しました。 娘はボランティアのような安月給で働いており、少しながらの貯蓄も全て無くなり意気消沈して諦めていました。 また一からやり直すしか方法が無いと思っていたようです。

ところが、一昨日のお昼過ぎにパン屋の店員さんから筆者のもとへ電話がかかってきました。 娘さんの手帳がお店に保管されているとの話でした。 たまたま手帳には住所と父親の携帯電話番号を書いて有ったので、電話を掛けて下さったとの事。 中にはカードや現金が入っているので、出来るだけ早く引き取りに来て欲しいとの有難いお電話でした。

当日、仕事が終わりしだいパン屋さんに出向き、店員さんから手帳を返していただく事が出来ました。 何一つ欠ける物は無く、筆者自身も驚いてしまいました。 お礼をしようとしましたが、お店がごった返していたので丁重にお礼だけ言って帰りました。 中国では驚くような美談となりました。

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