FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

中国の不動産バブルは世界経済の破綻と共に崩れ去るか?

2011-08-24 06:00:00 | 日記
今朝は中国中央テレビからのニュースを拾ってみました。 北京の不動産市場は3年間で最低の取引量になったと報道。

北京の不動産取引が急速に冷え込んでいる。 北京市房地交易管理網の統計によると、今年8月1-20日の中古物件を含めた成約件数は2009年以来最低となる前月同期比28%減の8076件だった。

不動産関係者は8月の市場動向について、当局による住宅購入制限拡大などの規制を受け、開発業者が物件の販売を先送りしたと指摘。 今後は地方都市への不動産購入制限拡大など規制強化を悲観し、一部開発業者の物件投げ売りが予想される上、在庫上積み分が加わり供給過剰に陥る可能性があるとの見方を示しています。

北京・上海・深圳・広州などの大都市ではこの数年の不動産バブルで歯止めがかからない上昇を見せてきましたが、ここに来て不動産規制・金利引上げにより頭が押さられてきました。 中国の物価指数(CPI)の上昇に歯止めがかからなかった要因の一つに、不動産・金融バブルに起因されていると言われてきました。 しかし上記の数値を見る限り徐々にブレーキがかかり始めたのではないかと肌で感じています。 また急激に下落したドル安も不動産市場に水を刺してきているのは明白です。

ここから始まる世界同時不況の入口に差しかかっている現状で、中国の不動産バブルが弾け急激な人民元高のあおりを受ければ、飛ぶ鳥を落とす勢いの中国でもかなり厳しい局面を向かえることは明白であると確信しています。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。