FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

ドル・円相場、80円を大きく超えるには決定打が必要。

2012-10-24 19:44:15 | 日記
今日は新会社出社2日目。 終日新入社員の社員教育と工場内の大掃除に走り回りました。 オリエンテーションで社内の基礎教育を始めるやいなや、いきなり給与の基本条件について質問が相次ぎました。 私は経験者だから給与を高く設定して欲しいとか、社会保険はいらないから現金での手取りを多くして欲しいとかいろいろ山ほどの質問責め。

会社説明会を行っている担当官のようでした。 中国はどこへ行っても拝金主義のかたまりですね。 つくづく思い知らされました。 

大掃除についての笑い話
先ず窓ガラスを光るようにしなさいと注文をつけたら、女の子から逆提案してくるありさま。 周りの建物が未だ完成していないのだから、直ぐに汚れ意味が無いと言い出すありさま。 終わったから見てくれと言うから検査をしたところ、何んと猫の手を借りて窓を拭いたようなお粗末さ。 仕方がないからサンプルを作り、ここまで出来上がるとOKとしようと自ら走り回らないとならないありさま。 

日本ではこんなに綺麗にするのかと不思議に思っている光景にこちらが驚くありさま。 過去5工場を立ち上げ20年来見て来ましたが、掃除が出来ない人の集まりのお国ですね。 この面は中国が好きになれない要因の一つではないでしょうか。 繰り返し大掃除をさせながら徐々に覚えさすしか方法がなさそうです。


<今日の為替の動向から>
午後3時現在のドル・円はややドル安・円高の79円後半。 HSBC中国PMIを受けて80円に迫る場面もありましたが、すぐに押し戻されています。 80円手前には大口のオプション絡みの売りも控えており、これも上値の重さにつながったのではないでしょうか。

市場では80円前半はテクニカル的に重さが意識されており、この水準を突破するには追加材料が必要ではないでしょうか。

ドル・円をめぐっては、前日に3カ月半ぶりに80円台を回復しましたが、滞空時間は短く、あらためて上値の重さを印象付けています。 フロー面では80円半ばまで実需の売りが並んでいるほか、テクニカル面でも3月高値と9月安値の半値戻しが80円半ば付近にあることから、80円前半を突破するには、追加材料が必要でしょう。 やはり日銀の金融緩和策が出ないと大きく円安には振れないのではないでしょうか。