TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

続「坊ヶツル讃歌」 ピンクがいい…

2013年06月09日 | 山にまつわる話
以前のブログで、ミヤマキリシマ咲き誇る大船は「ピンク」か「くれない」かと、
坊ヶツル讃歌の歌詞について書いた。

・「ミヤマキリシマ咲き誇り 山はピンクに…」2013年05月25日
・「やっぱりピンク!」2013年05月25日

九重のガイドブックを見ていたら、私が抱いたのと同じ疑問に
坊ヶツル讃歌の作詞者の一人、松本徰夫氏が次のように答えられたと記してある。

  「『山はピンクに』がもと歌です。花の色はくれないではなくピンクに間違いないが、
   当時は『ピンクムードショー』などという芳しくない題名の番組があり、
   NHKの提案によって『くれない』に変更した。
   しかし、今でもピンクの方が優れていると思っている。」

  以上「九重・祖母・大崩を歩く」(山と渓谷社)
         P49「山の歌『坊ガツル讃歌』はこうしてつくられた」より引用

確かに坊ヶツル讃歌は、「NHKみんなの歌」の芹洋子さんの歌で一気に全国に広まったが、作詞者の意に反し、「紅」と本来の花の色まで変えてしまうのは「ピンク」に対する偏見ではないだろうか。
作詞者の一人である松本氏が「今でもピンクの方が優れている」という思いであられるなら、今からでも元に戻してはどうだろうか。


(写真は雲仙の国見岳のミヤマキリシマ)
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