天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

象形文字の南無阿弥陀仏

2012-09-15 18:17:04 | 天真寺

世界不思議発見!!!!!!!
下の写真は何だと思いますか。



これは、トンパ文字で書かれた南無阿弥陀仏です。
トンパ文字とは
、中国のチベット東部や 雲南省北部に住む少数民族の一つナシ族に伝わる象形文字の一種だそうです(wikipedia)。

象形文字だとこのようなミステリアスな書体になるのですね。ちなみに、紙もトンパ紙、結構しっかりとした紙質でした。

追伸
このトンパ文字の南無阿弥陀仏はご法話のご縁を頂いた世田谷区のS
寺のご門徒さんが中国旅行にて求めてきたものです。S寺さん有り難うございました。

(龍)


2012チャリティー雅楽演奏会in福島県矢吹町

2012-09-09 14:30:00 | 雅楽教室

八月の雅楽教室です。

天真寺雅楽教室では、昨年福島県で合宿・チャリティー雅楽演奏会をおこないました。

ことしも、いってきました,福島ぁぁぁぁっ\(^0^)/

まずは天真寺雅楽教室のメンバーと「光秀寺桔梗会(大阪府高石市の雅楽の会)」のメンバーが
車組と新幹線組にわかれて、新白河駅に集合。
一路、合宿会場のコテージ白河関の里へ。

今回は、合宿と言うことで豪華版です。
篳篥の講師・新谷恵先生(東京芸術大学音楽学部雅楽専攻科講師)
龍笛の講師・伊崎善之先生(元東京芸術大学雅楽専攻科講師)にお越しいただきました。

まずは本年度の課題曲オウジョウの急です。
合宿だとみなさん良い緊張をするのでしょうか、なかなかのもんです。

そして今回の目玉の一つ、越殿楽の「残楽三返(のこりがくさんべん)」です。
「残楽」とは、初めは通常の合奏の形で始まりますが、徐々に演奏者が少なくなり、
最後には篳篥と箏のみの演奏となり、篳篥は即興的な演奏、
箏は「輪説(りんぜつ)」という華やかな演奏方法に変わってゆく演出です。

天真寺雅楽教室のみなさんは、箏・琵琶が参加した合奏も初めて。
さてどうなることやら・・・。

お稽古のあとは、懇親バーベキューをしました。

福島の仁さんからの差し入れ・名物馬刺しを肴に、
合宿という気楽さから深夜まで音楽談義・ご法義話・・・。

翌日、コンサート協賛の「花栗雅楽会」さんと合流です。

リハーサルを重ねました。

平調音取、オウジョウの急。楽器紹介、越殿楽残楽三返。

新谷先生、伊崎先生の共演で高麗楽・納曾利急(なそりのきゅう)。
二頭の龍が慶び舞う姿とされる舞楽の曲です。

講師による芝祐靖先生作曲「白瑠璃の碗」。
正倉院御物の白瑠璃の碗にイメージを抱かれた龍笛独奏の名曲です。
演奏は名演とまではいきませんが、シルクロードを感じていただけましたでしょうか・・・。

終演後には、ご来場の方々に雅楽器体験をしていただきました。

あの大震災から一年半...
まだまだおおきなつめあとはのこっています
原発事故の影響も予断をゆるしません

それでも
福島が一歩一歩前に進んでいる姿を感じることができました。(^_^)b

出演者の感想です。

今回は二回目の演奏会となりましたが、去年観に来ていただいた観覧者がお友達を誘って来て下さり、
「また来年も楽しみにしています」と言っていただいたことが何よりも嬉しかったです。(矢吹町在住・天真寺雅楽教室会員仁さん)

今年も貴重な経験をさせていただきました。
昨年も聴きにいらっしゃった方が、顔を覚えていてくださっていてとても嬉しかったです。
これからもお稽古に励んで来年はもっとレベルアップしたいと思います!(川崎市在住・天真寺雅楽会会員英さん)

今回の合宿・チャリティー雅楽演奏会にご来場いただいた皆様
すばらしいご指導と演奏を賜った新谷恵先生、伊崎善之先生
遠路ご参加いただきました花栗雅楽会・光秀寺桔梗会のみなさま、

そして、私たちの演奏を豊かに包み込んでくれた
福島のすばらしい自然に心から感謝申し上げます。

越殿楽残楽三返とオウジョウの急は、YOU TUBEにてご覧いただけます。

平調「越天楽」残楽三返 |2012チャリティー雅楽演奏会

平調「皇じょう(急)」 | 2012 チャリティー雅楽演奏会

 

(眞)


坊守の制服

2012-09-06 23:14:31 | 日々

「坊守の制服だよ」といって、天ちゃんのポロシャツが届きました

 

 

フェルトを切って貼って、お念珠はフェルトをクルクル丸めて作ったとか。

うーん見れば見るほどよくできております、そっくりで可愛い

  

 

こちらの製作者はご門徒のWさん。なんと男性ですー

以前にも陶芸が趣味の方が天ちゃん像を作ってきてくれたり、子どもたちが似顔絵を描いてくれたり、

お寺にご門徒さんお手製の天ちゃんグッズが増えております。

嬉しい限り・・・

(静)


ドラえもんの誕生日

2012-09-04 12:04:26 | 仏教

昨日2012年9月3日はドラえもんの誕生日記念日でした。といいましても、ドラえもんの誕生日は、2112年9月3日なので、正式な誕生日は100年後ですが。

朝日新聞の天声人語に、ドラえもんの誕生日について触れられていた。

自分と同じ誕生日の著名人を何人もあげてみせる人が、時々いる。どの日にもそれなりの人が生まれているが、きょうは変わり種がいる。紙面ではいつも当欄の右にいる丸っこいの。そう、人気者のネコ型ロボットは2112年の本日生まれた▼100年後の未来から、ドラえもんはやってきた。おなかのポケットから色々な秘密の道具を取り出しては、のび太君を助ける。「あったらいいな」と大人も思う▼本紙別刷り「be」が読者に聞いたら、行きたいところへ行ける「どこでもドア」が1位になった。2位がタイムマシン。3位のタケコプターは自由に空を飛べる。筆者は特派員時代、食べるとどんな言葉も自在になる「ほんやくコンニャク」が夢に出てきた▼秘密の道具は100年後への空想をかきたてる。1901年の年頭、報知新聞が23項目の「二十世紀の予言」をのせた。夢のように語られた技術が、次々に実現されたのに驚かされる▼たとえば東京―ロンドンの電話対話。寒暑知らずの空気調整。高速列車で東京―神戸を2時間半。「遠く離れた男女がひそひそ話をする伝声器」は、携帯電話の隆盛を見ればまさに的中といえる▼だが、それで幸せになったと言い切れないのがもどかしい。進歩が希望、便利が福音だった時代の歌は、もう心からは歌えない。人は身の丈を考えるときだろう。100年後に原発はどうなっている、人類は、地球は――。思いめぐらしながら、ドラえもんに♪ハッピーバースデーを贈る。 (朝日新聞朝刊H24.9.3付

記事によれば、1901年(明治34年)報知新聞に掲載された「二十世紀の予言」が的中したという。確かに、新幹線・携帯電話が普及することにより、便利になった。だが、確かに満たされて幸せになったとは言い切れない。。。次の新幹線はさらに早いモノレール新幹線をめざし、携帯電話はパソコンの機能が導入され、さらに使いやすく・値段が安いものが求められている。

昨日、BDK研修会「問われる仏教 応える仏教」に参加した。釈徹宗先生(相愛大学教授)、阿純章(圓融寺副住職)、池口龍法(「フリースタイルな僧侶たち」代表)、松山大耕(退蔵院副住職)らの四人のパネリストによるお話だった。夜6時開始という遅い時間だったが、定員100人以上が集まり、熱心に先生達のお話に耳を傾けていた。関心の高さが伺えた。そこで、話題にのぼったのが「幸福感の転換」。。 



今までは、物質社会・競争社会の中で幸せを求めていた。だれよりも私が幸せになりたい。エゴイズム社会の中でしあわせを作ろうとしていた。けれど、その結果が無縁社会を作り出した。そんな中、平成23年3月11日東日本大震災が発生した。そこでであった現実は、、人は一人では生きていけない。助け合い。支えあいの中で生きている。お金では買うことのできない世界。分かちうことの大切さを、改めて教えられた。友人の言葉を借りれば、「幸せはつくるものではなく、仕合わせは気づくものである」。ブッダがお説きになった縁起の教えを今こそ改めて、伝えていかなければならないと思った。

(龍)


秋の彼岸法要は9月22日(土)です

2012-09-03 12:22:41 | 法要

先日、9月の寺報・月刊天真(425号)をアップしましたが、訂正があります。秋の彼岸法要の日程が間違えておりました。秋の彼岸法要は、秋分の日の9月22日(土)に勤められます。

秋の彼岸法要
[日時]9月22日(土)13時30分~
[場所]天真寺
[講師]西原祐治氏

仏教壮年会
[日時]9月29日(土)15時~
[場所]天真寺
[内容]ブッダ真理の言葉に学ぶ

◇月刊てんしん(寺報)◇(PDFファイルにてご覧頂けます) 

1月寺報http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-01.pdf
2月寺報http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-02.pdf 
3月寺報http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-03.pdf
4月寺報http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-04.pdf
5月寺報http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-05.pdf
6月寺報http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-06.pdf
7月寺報http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-07.pdf
8月寺報http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-08.pdf
9月寺報http://www.tenshin.or.jp/tayori/tayori24-09.pdf

(龍)