天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

五月号の寺報発送しました。

2010-04-30 10:38:35 | 天真寺
本日はボラン寺。
皆様のご協力を頂き五月号の寺報の発送をいたしました。
今月号は毎月送付の「寺報」「御堂さん」とともに、門信徒会費請求書が同封されておりますのでよろしくお願いします。
今月の寺報はコチラ






今月の言葉
この如来微塵世界に みちみちたまえり
『千の風になって』が大ヒットして数年…、今でもまだまだ人気がある曲です。「私のお墓の前で泣かないで下さい そこに私はいません 眠ってなんかいません」。私が初めてその歌詞を聞いた時、今月の法語にある親鸞聖人の言葉がすぐに頭に浮かびました。亡き方は仏となってこの世界に満ち、そのはたらきの中で私たちは生かされている。浄土真宗のみ教えに説かれるところが歌われていると思ったのです。しかし形が必要ないかというとそうとも言えず、私たちの敬う対象・偲ぶ場所を求める心が、仏像となりお墓となってあるのです。やはり手を合わせる対象や場所も尊ぶことも大切なことです。


門信徒Tさんによる連続研修会に参加しての感想
連続研修会を終了して
浄土真宗入門講座に天真寺より鶴丸延子、石田喜八郎、怒和昭雄の3名が参加し、2008年4月より2年間にわたり「法座の課題」を研修し、2010年3月28日全員めでたく築地本願寺にて修了書をいただくことができました。
この間には、一言では言いあらわせないたくさんの経験をさせていただきました。6カ所のお寺様にお参りし、多くのお仲間に巡り会え、浄土真宗のみ教えについて語り合うことができ、私の人生にとってかけがえない2年間となりました。修了式が築地本願寺にて執り行われたことも幸せでした。天真寺から参加の方々も同じ思いでしょう。
懇親会の席では、この機会を皆様と喜び、次回の研修再開を約束しました。


母の日に…
十億の人に
十億の母あらむも
わが母にまさる
母ありなむや
明治大正昭和にわたって活躍した真宗大谷派僧侶の暁烏敏が詠んだ句です。心に残るとてもいい詩です。阿弥陀様の慈しみは母の心に譬えられます。それは我が事よりも子のことを考え、子の幸せが我が幸せとなる深い愛情です。
さて9日は母の日。「母の日に子どもにしてもらいたいことは?」との調査では、「『いつもありがとう』と言ってもらうだけでいい」という回答が一位でした。母の日には母への感謝を通して、阿弥陀様に我身を願われて生きる喜びを新たにしたいものです。

永代経ご講師・福間先生のご紹介
一言で言えば日本一の布教使!私は伝道院に通っていた時、先生に出会いました。自称宇宙人、不思議な雰囲気を持つ先生です。
心に残っているお話を一つご紹介。仏教における「愛」について問われると、「愛はある。けれどいつか冷めて、冷めたら別れなければいけない。だから仏教では愛ではなく「縁」を喜ぶのです。愛することたとえ憎むことでも、縁がなければできないでしょう。縁を大切に、出あいを喜びましょう」とお話下さいました。
先生には、待ちに待ってのご出仕です。若い頃にはラジオのディスクジョッキーとしてご活躍。とても身近なところから仏教を聞かせて下さいます。仏教讃歌「バイバイグッドバイ」の作詞作曲者でもあります。ぜひご聴聞下さい。

今月は5月16日(日)13:30~永代経法要があります。
ご講師は上記の福間先生ですので、是非お参り下さい。

(龍)



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