天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

満中陰法要のいわれ

2012-03-25 09:48:42 | 天真寺

一ヶ月1度仏教壮年会の例会です。

Sさん調声の『讃仏偈』のお勤めの後、一緒に仏教・浄土真宗についての学びを深めます。。
今回の教材は、前回に引き続き富山県F先生の夜なべ法座メモを一緒に声を出して読みました。「私から阿弥陀さま」ではなく「阿弥陀さまから私」に届いてくるご本願についてです。

☆メモ☆
四十九日法要の由来についての説明がありました。四十九日のいわれについては、十王思想など諸説ありますが、遺体や遺骨を「穢れたもの」とする思いがないという文章の中で紹介されていました。
お釈迦様はクシナーラにて力尽きられました。ところが、その地に住み、お釈迦様をこよなく尊敬するマヤ族の人たちが、全国に散らばる仏弟子が駆けつけるまで、お釈迦様の遺体を保とうと、尼蓮禅河の支流で、ヒマラヤの雪解け水が流れる尼蓮禅河の冷水を昼夜を問わず遺体にかけ続けられた。村人の必死の努力も空しく、49日目に、遺体が崩れたため、火葬に付したのですが、そのことが、亡くなってから49日目の満中陰(精進明け)法要の起源だという説もあるそうです。(別に、7進法を使うインドの満数7の7倍、つまり7×7=49日が満中陰という説もある)
[F先生が、インドの地にてインドの大学の先生からお聞きになったそうです]

勉強会終了後は茶話会です。
今月はOさんのお誕生日をみんなでお祝いしました。。



たくさんの美味しいお食事です。



美味しかったです。

次回の仏教壮年会は総会となります。

4月28日(土)15時~天真寺本堂にてです。

(龍)