天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

墓地の刻み方

2009-03-19 23:34:33 | 天真寺
並木先生と永代供養墓がつくられる大町やすらぎパークに行ってきました。

そこで、大発見です。

それは、石に穴を掘り文字を書くだけではなく、さまざまな手法で表現できることです。



















たくさんの手法があります。

これだけ墓地の形も変わってきているとのこと。
昔ながらの墓地は15%だそうです、時代の流れでしょうか。
そういえば、現代仏壇という名の仏壇が流行していると聞きますし。

でも、形も大切ですが形ばかりとらわれないで、大切なものを忘れない場所であって欲しいと思います。

(龍)







屏風絵ができるまで

2009-03-19 23:23:56 | 天真寺
天真寺の念願である永代供養墓完成まで一歩前進しました。

永代供養墓には中央に阿弥陀様をご安置して、両脇には屏風絵で荘厳する予定です。

その屏風絵を、東京芸術大学講師の並木先生にお願いをしてあります。
本日、並木先生が天真寺にお越し下さり、その下図を見せて頂きました。


(並木先生と截金の作品)

並木先生は截金の専門家であり、江里佐代子先生のお弟子さんです。

截金について 

http://www.heian-bussho.com/
[江里佐代子先生ホームページより]



並木先生の作品です。
一つ一つ丁寧に金をのせていくそうです。

気の遠くなるような作業。
しかし、この截金が阿弥陀如来の仏像に施されているそうです。

昔の人は、阿弥陀如来のおこころを、截金という形で表現をされた。
気の遠くなる作業だが、それほど仏様のおこころが計り知れないということ。
まさしく、御恩報謝です。

今回、並木先生はさまざまに描かれてきたお浄土の世界をご覧になられ、お浄土の世界の深さを感じられたといいます。
お浄土は真理を表します。
「こころもおよばれず、ことばもたえたり」の世界をどうやったら伝えることができるだろうかという願いがお浄土の世界となっているのです。

どのような永代供養墓が完成するか、楽しみにお待ちください。

(龍)