天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

永代経法要 --おかげさまの心で--

2007-05-24 16:43:42 | 法要
天真寺永代経が無事勤まりました。

まず午前中は、門信徒会の総会。
「お経教室」のメンバーWさん、Sさん、Oさんの調声による『讃仏偈』のお参りより始まりました。


(左よりWさん、Sさん、Oさん)

総会は役員さんを始め、皆さんのご協力により滞りなく終了。
門信徒会より毎月お配りしている「御堂さん」と「門信徒会だより」をとても楽しみに読んで下さっているとのうれしいご意見をいただきました。

そして午後よりは、永代経法要です。

ご講師は「なあむ☆さんが」赤川塾塾長の赤川浄友先生。
「おかげさまの心」でと題し、仏教と教育をテーマにご法話いただきました。
お話が始まった途端から大爆笑が起きる楽しいご法話、先生は笑い療法士ですからさすがです。
笑い療法では、「一日5回笑って、一日5回感動しましょう」と教えて下さいました。
早速実行したいですね。
最後には先生のピアノを伴奏を交え、歌を通して仏法のお話をして下さいました。

ここでご法話で伺った永六輔さんの詩を紹介します。
とても優しくあたたかい詩、ついつい忘れてしまう大切なことを思い出させてくれます。


「生きていくこと」

生きているこということは 誰かに借りをつくること
生きていくということは その借りを返してゆくこと
誰かに借りたら誰かに返そう 誰かにそうして貰ったように
誰かにそうしてあげよう

生きていくということは 誰かと手をつなぐこと
つないだ手のぬくもりを 忘れないでいること
めぐり逢い愛しあい やがて別れの日 その時に悔やまぬように
今日を 明日を生きよう
人は一人では生きてゆけない 誰も一人では歩いてゆけない






ご法話の後は、今日のスペシャルゲスト小池薫さんによるシャンソンライブです。
とっても素晴らしい歌声に皆さんうっとり聞き惚れました。
また門信徒の方々とご一緒に、「川の流れのように」「千の風」「ありがとう」などを歌って下さいました。
中でも90歳のご門徒さんとの合唱には感動。

司会のKさんが「銀バリのような・・」とご紹介下さったように、
本堂内にシャンソンの素敵な歌声が鳴り響き、いつもと違う雰囲気に皆さんにとてもよろこんで下さいました。
もう今から「またいらしていただきたい」とリクエストを頂戴しております。





法要終了後、近くのお料理屋Sにて、役員さん方とのお疲れ様会がありました。
赤川先生、小池さんもご一緒下さり、飲んで食べて歌っての楽しい一時でした。


(左より総代のkさん、お参り下さったYさん、赤川先生。
Yさんにはいつもお世話になっています。今回もいろいろありがとうございました。)


最後は、赤川先生の十八番「贈る言葉」熱唱の中、みんなで肩を組み合って歌うくらい盛り上がりました。



本当に皆様お疲れ様でした。
尊いご縁に感謝。
一日ありがとうございました。

(龍)