天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

家事の報酬は約1660万円

2007-05-06 20:39:50 | 日々
毎週日曜日朝7:00より朝のお参りがあります。

朝のお参りは、正信偈和讃繰り読み、御文章、御法話という流れです。

本日のご和讃は、浄土和讃「安楽仏土の依正は」より6首、
御文章は、吉崎建立章でありました。

御法話は天真寺衆徒が順番に務めさせていただきます。

今日は、私・龍哉の担当でした。




お話の中で、おとといニュースに出ていた

「専業主婦がこなす炊事洗濯や育児などの家事の報酬がいくらになるのか」
(アメリカの米人材情報会社サラリー・ドット・コム)

というお話をさせていただきました。

これは面白い調査で、
家事を10項目に分類し、それぞれをプロに任せた場合の料金を換算するのです。

例えば、

子供の送迎を「運転手」
調理を「料理人」
家族の悩み相談を「カウンセラー」

などという風にです。

専業主婦の場合は、年俸13万8095ドル(約1660万円)相当。

職業を持つ母親の場合は、家事に対する報酬として年8万5939ドル(約1030万円)の「ボーナス」受給資格があるというのです。 




母の日を前に、お母さんの苦労を知ってもらうためにこの調査をしたそうです。

これをみるだけでも親の苦労は計り知れないですね。

今日のお話では、貨幣でもって物事の価値を表現すると見やすいけれど、反面本当の価値が見えにくくなってしまうというお話をさせていただきました。

先程もテレビで言っていました。
動物園の人がよく聞かれる質問の1つが「動物はいくらですか?」だそうです。

ちなみに、
・ライオン 8万
・キリン  300万
・ホッキョクグマ  750万
・インド象   一千万円
・ジャイアントパンダ   一億円(中国政府からのレンタル料)

とのこと。

でも、いくらお金を出しても16年間一緒に過ごしてきた愛犬ベルちゃんは買えないからね。






やっぱり、最高の価値は、私にとってはベルそのものなのです。

(龍)