闇に響くノクターン

いっしょにノクターンを聴いてみませんか。どこまで続くかわからない暗闇のなかで…。

ポーランドからコンタクト

2010-03-08 00:42:15 | 雑記
ミラノ(NY)からの連絡はまだ来ないが、意外なことに、ポーランドのディレクターから先にメールが届いた。
ごく短いもの(英文)で、なにはともあれ、まず友人と直接電話で話をしたいという内容だ。すぐに、それでは明日の晩話し合おうと返信した。
こうした場合、通常の出展交渉であれば、まず先方からある程度の企画案や趣旨説明があって、それから、それに対する諾否を電話等で確認したいという手順になるのではないかとおもうのだが、そうした説明を飛ばして、ともかくまず互いの声を聞き、挨拶を交わしてから、そのなかでいろいろ詳細を説明したいというところが、かなりやり方がかわっている。人間的といえばとても人間的だが、私からすると、とても効率の悪いやり方としかおもえない。これもポーランドのお国ぶりなのだろうか。おそらく、こんな感じで、去年提案されたグループ展も企画流れになったのではないだろうか。
とまあ、不安は不安だが、やり方がかわっているからといって、こちらのやり方だけを押し付けているとまったく交渉にならず、実現できるはずの企画も実現できそうにない。この件では、まずは相手の出方をみて、それからじっくりこちらのペースに巻き込んでいくという戦略をとることにした。
こちらとしては、いちおうどのような内容の提案でも受け、海外で展覧会を行うという実を取るということで友人と合意しているのだが、実際に彼らがどのような提案をしてくるか、楽しみにして明日を待つことにしよう。

渋谷で男色デッサン展を観る

2010-03-07 09:47:59 | アート
昨日から渋谷の画廊ポスターハリスギャラリーで、甲秀樹さんの新作男色デッサンの展覧会「秘すれば花Ⅱ」がはじまった。
私は昨日、東急本店近くにある同画廊に行ってきたが、初日の夕方ということで、甲さん、展覧会企画者のOさん、甲さんファンらが集まって和気藹々と楽しく盛り上がっていた。いつもながら、細かい部分まで細密画のように描き込まれたデッサンは、ほんとうにすばらしいできばえだ。それに、描かれた男たちがほんとうにセクシーだ。私には作品を購入するような余裕がないので、この記事に添付してある葉書(男色浮世絵巻「鳳凰」)を購入するだけで我慢したのだが、作品も葉書も、初日というのに飛ぶように売れていた。作品そのものに魅力があるので、ゲイだけではなく、女性の客も多いようだ。
さて、閉廊間際は、画廊のなかでワインをあけ、甲さんを交えてみんなで男談義。話が盛り上がったので、そのまま近くのレストランでイタリアンをつまみ、さらにショットバーになだれこんで、楽しいひと時を過ごした。
渋谷にお出かけの際はぜひどうぞ。展覧会は19日(金)まで開催。

【ポスターハリスギャラリー】
http://posterharis.com
(渋谷区道玄坂2-26-28朝香ビル、TEL=03-5456-7218)