闇に響くノクターン

いっしょにノクターンを聴いてみませんか。どこまで続くかわからない暗闇のなかで…。

閑散とした銀座

2011-03-15 23:31:05 | 雑記
今朝は8時過ぎに起床。電気が通っていることを確認した後、ネットで情報収集。
9時過ぎ、派遣会社から連絡が来る。「今日と明日は業務を行わないので自宅で待機していて欲しい。また明後日はとりあえず業務再開予定だが、不確定要素が多いので、変更がある場合再度連絡する」とのこと。派遣先では、なんとか業務再開を検討中のようだ。
しばらくしてから、10時過ぎに、昨日食べ損ねた弁当を暖めて食べる。
朝食後、何か買えるものはないか、最寄りのスーパーを見に行く。行ってみると、停電が予定されているため本日は午後からの変則営業ということで、まだ開店していない。
やむを得ず、その足でもう一軒の高級スーパーに向かう。こちらは営業しているが、目立った食品はほとんど売り切れだ。買い物客もみななかばあきらめ顔で、それほど殺気だった雰囲気は感じられない。それでもみんな、なにか備蓄できるものはないかと売り場をいきつ戻りつしながら、買い物かごをいっぱいにしている。
私はというと、雰囲気におされて、スパゲッティ、トマトソース、ベーコン、鯖缶、味噌、食用油などを買い込む。これ以外の米、パン、水、レトルトカレー、野菜などはほとんど欠品。多少残っていた肉を買おうか迷ったが、保存が難しいのでやめた。
帰り道の商店街では、パン屋だけでなく、八百屋にまで行列が並んでいる。八百屋の店先を見ると、スーパーよりも品物が豊富なので、野菜のほか、卵、みかんなどを買い込む。
ともかく、食糧難のときの買い出しと同じだ。

部屋に戻ってあちこちに連絡をしたところ、さるところからわずかではあるが原稿料収入が入ることになったので、これで当座はなんとかなると一安心。
ほっとしたところで、銀座のヴァニラ画廊に『パゾリーニ・オマージュ展』を見に行くことにした。

金座に着いたのは2時過ぎだが、銀座通りもさすがに人が少なく、閑散としている。画廊も客は誰もおらず、芳名帳をみても、今日の分は私が数人目だ。
宇野亜喜良さんらの作品を「がんばっているなあ」と鑑賞したのち、画廊を辞去。パゾリーニ映画のCDに未練はあったが、後日買うことにした。

その足で次に山野楽器に向かう。楽譜売り場で、迷ったあげくシューマン歌曲集の楽譜を購入。CD売り場も見たが、こちらは購入見送り。今日はダブルポイントデーとのことだったが、売り場に客はほとんどいない。

それから新宿に向かう。
まず世界堂で封筒などの文具を購入。次にジュンク堂にまわる。ここでもいろいろ迷ったが、値がはるハードカバーの本は断念し、コミックを買うことにする。購入したのは、このところ気に入っているやまねあやのの<ファインダー・シリーズ>など。会計は図書カードを利用。
ヨドバシカメラでプリンターのインクを買ったのち、最後にタワー・レコードにまわる。
ここでも、どうしようかいろいろ迷ったが、ポイントが三千円分あったので、フリードリヒ・グルダのジャズ・アルバムなどを買い込む。ちなみに、山野楽器同様こちらも売り場の人陰は超まばら。
混まないうちにと、そのまま小田急線に乗り込み帰宅した。

震災騒動に加えて、仕事の先行きがはっきりしないので、どこへ行っても買い物をする気がほとんどおこらない。

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