「寄宿舎」がテーマの展覧会

6月26日（金）～7月6日（月）まで、渋谷のポスターハリスギャラリーで、甲秀樹さんと浅野勝美さんの合同展「L'internat 寄宿舎ーー美しさと哀しみの庭ーー」が開催される。
甲さんは、かつて『薔薇族』表紙絵を描き、その後、ゲイテイストにあふれる作品で内外に活躍している実力派のアーチストだ。単なる写実を超えた緻密な画風が特徴で、甲さんの描く若者たちは、どこかしらはにかんでいるような風情から、なまめかしいもの、より直接的にエロチックなものまでさまざまな表情や姿態をみせる。今回は「寄宿舎」がテーマなので、禁断のエロティシズム満開で、きっとおもしろい作品に仕上がっているのではないかと期待できる。
一方浅野さんの作品は私は未見だが、エッチングの作家で、幻想的な文学作品の挿絵などても活躍している方のようだ。
油絵などが中心の甲さんの作品との、質感のコントラストも興味深い。
初日は、午後6時から作家を交えたレセプションというが、アルバイトのため初日は行けないので、27日の夕方にでも、ふらっと画廊に遊びに行ってみようかとおもっている。

ポスターハリスギャラリー
http://posterharis.com
渋谷区道玄坂2-26-18朝香ビル103、TEL=080-2023-0499

甲秀樹公式サイト
http://hidekikoh.cool.ne.jp/index.html