アンドラ

9/5(金)

モンセラからアンドラへ移動。
途中通ったPONTS周辺の岩山に圧倒される。アンドラはスペインとフランスの国境にある公国で国境にはゲートがあるけどパスポートチェックは無し。入ってすぐの所に大型ショッピングセンターがあり税金が安いらしくガソリン含め少しだけ物価が安い。

アンドラでの目的は La Vuelta a España。１日前に乗り込んで入念に下見・・・と思ったけど通過する街には何の片鱗もなくゴール地点に行ってKojiが現地の人に聞いてやっと判明。ついでにキャンプ場の場所聞いたけど結局探せずちょっと奮発してホテル泊。

モンセラ

9/4(木)

モンセラは礫(れき)岩の岩場、一般的にはモンセラットと表記され修道院が有名。週末はレフーヒオ(山小屋)が使える。今日はキャンプ場泊。大人ひとり２．５ユーロx2　テント３ユーロ＋駐車場６ユーロ。炊事場とシャワー、トイレが使える。

Kojiが以前から宿題だったルート片付けて嬉しそう。ココのエリアは一番簡単なルートでも７台しかないので帰りに違うエリアに寄ってもらって久々クライミング。チカラ入りまくりのド正対登りで筋肉痛

シッチェス

9/3(水)

Pepe Carでレンタカー借りて放浪の旅へ。最初に向かったのはシッチェス。バルセロナから日帰りで行ける海岸という事で人気があるらしい。けど・・・BoyAもKojiもやっぱり山ヤ。海はイマイチなのね～　せっかく水着持って行ったけど海に入らずランチだけ食べてモンセラへ。

写真はモンセラの修道院

ロンドン ヒースロー空港

9/1(月)
ブリティッシュエアウェイ(英国航空)でバルセロナへ。
出発２時間前　成田空港に着くとブリティッシュのチェックインカウンターは長蛇の列・・・チェックインした時には既に４０分前　朝マックしてから搭乗の予定がぁ～　
今回ネットで格安航空券購入。にも拘らずチェックインカウンターで『１ランクアップグレードしておきました』と言われ　さらにヒースロー空港では乗り継ぎ便のターミナルが違うのでバスに乗って移動してくださいと親切に教えてくれて至れり尽くせり。

空腹のまま搭乗。座席は確かに広い。エコノミーは3-4-3の１０列配置なのに+(プラス)が付く席は2-4-2の８列、横も広いが縦も広い。実際の差額がいくらなのか分からないけど１０時間以上のフライトなら多少高くてもこの席のほうが断然良い

ヒースロー空港はターミナル５がブリティッシュ専用なのに何故かスペイン便だけがターミナル１使用。案内された通りバスに乗って移動。乗り継ぎ３時間も取ってあったのはこのせいだったのか。ちなみにイギリスはＥＵ加盟国ではないので乗り継ぎ者はスルー、バルセロナで入国審査になる。（ＫＬＭなら乗り継ぎのアムステルダムで出入国審査）

現地時間の夜１０時バルセロナ着。家を出てから約20時間掛かってる。やっぱりスペインは遠いなぁ、せめて直行便就航して欲しい

ロデジャル

Kojiは先週からスペイン北部のRodellarへ。
フランスとの国境が近いせいか強ぇ～フランス人が結構来ていて8a（13b）以上の人気ルートは常に順番待ちとか。それにしても女性で8a　ＯＳって素人じゃないでしょ　ちなみに7b+（12c）ＯＳ、7c（12d）２撃しているKojiでもココではなんだって　そして相変わらず同じルート(エリア)に２日続けて行かない位　良いルート（Koji曰く超お買い得、ガバガバ持久系）が沢山あるらしい。

9.27　一部内容を訂正しました。

BoyAはプールでぶひぶひ基本的に息継ぎが出来てない。チカラ入ってて前に進まない→焦る→苦しい→チカラ入るの悪循環。なんかこのパターンクライミングと同じかも・・・　プールは戸田市スポーツセンターで1回180円。(市民だと130円)クライミングの1/10と思うとますますエナに行く足が遠退くなぁ。

トレス ポンツ

先週末Kojiはバルサからフランス国境に向かう途中にあるトレスポンツtres pontsって言う岩に行って来たそうな。7c（12d）２撃

そして月曜日からロデジャルrodellarで２週間のクライミングツアー。今回のお供も腕相撲スペインチャンプのビクトル。　スペイン人って本当に１ヶ月バカンス取れるんだね。このツアーの前には1週間海に行ってたとか。KojiはBoyAが渡西する準備があるから２週間で帰って来るけどビクトルは月末まで居残るそうな。ちなみにビクトルは銀行員。確か３月にも２週間休み取ってアンダルシアツアー行ってたよねぇ・・・羨ましい。

BoyAも９月は１ヶ月休み取れたけどもちろん無給です。スペイン・スイス貧乏旅行一番削れるのは宿泊代、もちろんテント持参。

写真はビクトルのお誕生日祝い兼ねて行ったマルガレフでのフィエスタ風景。チャンプ危うし

着々と

巷では北京オリンピックまでのカウントダウンしてるけどBoyAはバルサ行きのカウントダウン開始。

ところがこの期に及んでトラブル発生　Kojiが借りてるピソが8/末までしか借りられない事に・・・先に入居してるKojiが9/末までって言ってるのに大家のアンヘルが9/1から上客捕まえたのか・・・バルサ滞在中はピソに潜り込む予定だったから計画狂っちゃったよー　今から新しいピソ探しても1ヶ月じゃ貸してくれない。1月に一緒に部屋見に行った時は良い人だったのに・・・いつもKojiとメッセンジャーしてる時も大音量でラジオ聴いたり電話して妨害するし(本人は自覚ないだろうけど)実はイビキがすごくて隣室のKojiはかなり我慢してたみたい。

来週からKojiがクライミングツアーに出掛けちゃうから急遽代案検討した結果、到着後2日間はペンションに宿泊、その後はレンタカー借りて郊外を気ままにドライブ。　モンセラ(岩)・シッチェス(海)・フィゲラス(ダリの生家)・アンドラ(自転車レース見学)予定。　とりあえずKojiがペンションとレンタカーの予約してくれて一件落着。

7ｂコレクター

Kojiは週末バルサから車で2‐3時間のArboli(アルボリ)って言う岩場でクライミング。
7ｂ(12b)と7ｂ+(12c)をそれぞれ２撃だそうな。でも7c(12d)になるとムーブが出来なかったりしてそこに壁があるらしい。もっとも今一緒に行っている人達はＲＰに拘らなくて５便くらい出してダメだとすぐ他のルートに移っちゃうんだって。ちなみにアルボリには8c(14a)以上のルートもウジャウジャあるとか。まさにクライミングの宝庫。

Kojiは単身バルサに乗り込んでるからクライミングパートナーはClimbatっていうボルダージムで知り合ったスペイン人。行った当初は待ち合わせ連絡の電話が聞き取れなくて苦労したみたいだけど今は不自由しないって。留学の効果出てますね～。

バルセロナ市内のボルダージム、ネットで検索するとClimbatはすぐに探せるけどあまりレベルは高くなくてどちらかと言えば初心者向け？　強い(上手い)人達はもうひとつあるジムに行っているとの事でKojiも行ってきたらしい。この辺でいう所のＢ３？プライベートジムを一般に開放している感じだから鍵を持っている人と一緒じゃないと使用不可。まぁ　ぼやにっき読んでバルサのジム行く人はまず居ないだろうけど興味のある方は直接Kojiに聞いてください

待ってるBoyAにはあと1ヶ月がすごく長く感じるけど　行ってるKojiはもう1ヶ月しかないって感じなんだそうな。後悔しないように楽しんでにゃ

ゴッホの耳

Kojiと知り合ってから聴き始めたスペインポップス。それまではLinkin Park やエバネッセンスといったアメリカンロックがお気に入りだったけど最近すっかり様変わりして今は　La Oreja De Van Gogh の Guapaばっかり聴いてる。

スペインというとフラメンコの印象が強くてポップスは日本ではまだ馴染みが薄いけど　だいぶ前に流行った郷ひろみのア～チ～チ、ア～チ～の元歌はスペイン語だし、意外と日本人にも馴染みやすい気がする。

Orejaはボーカルの女の子が作詞していて失恋の曲が多く、その切ない歌詞と独特の声で人気があるらしい。BoyAはスペイン語が分からないからな曲なのかと思ってたら実は失恋の曲だったなんて事もあるけど意味わかんなくても良い曲はイイ！　でも去年の暮れにボーカルの女の子が脱退しソロ活動する事になったとか。Orejaに替わるバンドを探してるけど今のところGuapaを越えるアルバムは見つからない。

スペイン人が情熱的なのは恋愛中だけなのか、Kojiがスペインのクライミング仲間に既婚者だと言ったらもう牢獄に入っちゃったのかって言われたそうな。

Andalcia, viaje de escalada Ｋｏｊｉ

２０日から３０日までアンダルシアにクライミングツアーに行ってきました。メンバーはいつもジムで登ってるｖｉｃｔｏｒ，ｍａｕｒｉ，ｎａｃｈｏ。１１日間で８箇所の岩場をめぐる欲張りプラン。高難度のクライミングは出来なかったけど、７ｃ２本、７ｂを５本ほど登ったかな。カタルーニャも凄いけど、こっちも岩場だらけで、アンダルシアはエルチョロだけじゃないんだなあと実感。
　エルチョロに飽きたら、ガイドブック片手に色々廻ってみるのもいいな。（そんなことが有るとは思えないけど）。今回行ったのは、ｐｏｌｏｎｉａ，ｃａｓａｒｅｓ，ｇｌａｚａｌｅｍａ，ｍａｍｉｌｖａ，ｅｌ　ｃｈｏｒｒｏ，ｄｅｓｐｌｏｍｉｌａｎｄｉａ，ｍｏｎｔｅｆｒｉｏ，ｌｏｊａで、なかでも、ｄｅｓｐｌｏｍｉｌａｎｄｉａ，ｌｏｊａの２箇所はガイドブックにも載ってて、被り好きにはｅｌ　ｃｈｏｒｒｏよりいいかも。
　今回、アンダルシア人の生活のリズムに適応するのに苦労した。ｎａｃｈｏの友人宅に泊まったときは毎晩宴会で、本来酒は好きなのだが、岩場行きの前にさすがに朝４時とか５時とかまで飲む気には、、、。連中、それでも１０時くらいには起きてくるから流石というか、アルコールに対する耐性がすごいのか。で、ゆっくりと朝食をすませて、しばらく喋くりまくってからようやく出発。岩場着１時２時当たり前。う～イライラ。おまけに喋ってる内容がほとんど理解不能。アンダルシア方言に加えて、体や動物を使った表現が多すぎて、難度高し。いろいろとスラングじみたの教わったが、これ本当に使えるの？ってのばかり。チ○ポとかオ○二ーとか、、、。ｆｉｅｓｔａ，疲れたなあ。でも本当に陽気な連中だった。そんな彼らも毎日のように飲みさくってるわけではなく、休日だけだと言ってた。
　１日しか休みを取らず、調子にのって登りまくってたら、左の胸の筋肉痛がひどくなってしまった。くしゃみがつらい。レスト重要。４、５日休むことにしよう。なにしろ疲れた、、、。
　あと３週間ほどで一時帰国。少しホームシックか。

　写真はｍｏｎｔｅｆｒｉｏの岩場。下地よし、ルート粒ぞろい。だけど、シークレットエリア。惜しい。