月とすっぽん ぼやにっき

万年初級者クライマー(休止中)→自転車とテレマーク修行中BoyAのぼやき部屋
晴れクマ『くまこ』の旅日記

紅緒マントル

2006-08-31 | 紅緒
元々は南米原産種の紅緒。でもさすがにこの暑さは厳しいのか最近は上陸回数多し。陸場をスロープ状にする人もいるけどBoyA家はスパルタクライミング亀養成水槽の為上陸する姿はまさにマントル。首をいっぱいに伸ばしてバランスとる姿は見習わなければ…ちなみに紅緒の得意技はステミング。すいません、親バカです

エナジー 久しぶり

2006-08-31 | エナジー
8/31(木) BoyAPAPとエナジー

約1ヶ月ぶりにエナジーへ行くと入り口のドアがバージョンアップされてオシャレになっていたまた1ヶ月パス購入。木曜日の割りにロープエリアも混んでいてルーフはMっちさん、金さん、M津さんで廻している。TRエリアには先日谷川で名前と顔が一致した緑のOB S野さん、おなじみM本さんの顔も見える。

スラブ 緑(10b) TR○
105°オート ピンク棒(10a)→赤■(5.9クライムダウン)
105°オート 緑■(10d) 敗退 インナーホールド嫌い!
110°ピンク棒(10b) 再登 いつものアップルート
110°赤棒(10a) 再登
ルーフ 赤L(11b) 敗退 さすがにルーフは厳しい
110°白青(11a) 各駅プレクリで無理やりTO
 Mっちさんが登っているのを見てからトライ、遠い悪いムズい
105°オート 緑棒(10b)→オレンジ■(5.9クライムダウン)
今日珍しくBoyAPAPからお土産を貰った。蛙の置物…無事帰る
さりげない、だけど重いメッセージ。

山三昧のツケ

2006-08-28 | ボディーケア
約2週間の山篭りで顔と腕は焦げパン
会員になっているエステで緊急ケア。焼きたてホヤホヤは低刺激で…ということで
電気を使った毛穴洗浄は出来ず吸引のみ。+火照りを抑えるパック2種類で終了。
山ではきちんと顔が洗えず日焼け止めや汗が毛穴に残ってるから顔がボコボコ
1週間後に再度予約。今日は一日中顔冷やしてて下さいねって笑顔で怒られた

寺田会長谷川岳登頂計画 2日目

2006-08-27 | 山行
8/27(日) 朝から

今日は下山。山登りは登りよりも下りが厳しい。昨日大活躍のEリーダーは日帰り参加だった為今日はいない、しかも雨。会長にはハーネス履いて頂きロープをつけて万一のスリップに備える事に。サポート隊といっても何も手助けできないBoyAは熊穴沢避難小屋で会長を出迎えるコップ初登のO野さん他OB数名の様子を見に行くべく先に下山。走って下りたら早過ぎてまだ到着しておらず、登り返し。

既にホキ気味の会長は若手OBの背中を借りて下山しており予想外に早いペースで下りてきている。ロープウェイが動き始めると登ってくる登山者が増える。避難小屋直前の岩場で出迎えに来たO野さん達と合流。避難小屋では巨大スイカや焼きとりが準備されていてご馳走になる。この巨大スイカを担いできたのはエナジーで何度かお見掛けした事のあるOBの方のパートナーH間さんという女性だった。世の中狭い。

無事下山。湯檜曽の林屋旅館で温泉に入り蕎麦を食べて帰京。来週も谷川だけど今のBoyAにはアブミルートのダイレクトカンテはちょっと厳しいというかセカンドでも自信ない。でもこのルートフリー化されてるんだよなぁ…

寺田会長谷川岳登頂計画 1日目

2006-08-26 | 山行
8/26(土) 山岳会のイベントで谷川岳

寺田会長が谷川岳に登るということで現役・OB合わせて20人が参加し久々の大イベント
前夜代表の車に便乗して指導センター泊。といっても寝たのはAM4:00。約3時間ほどの仮眠で出発。眠い天神尾根は何度も登ったけどまさか82歳の会長と一緒に登れるとは思ってなかっただけに嬉しい後半ホキた会長を背負ってぶっちぎりの速さで駆け登ったEリーダーには脱帽それに引き換えBoyAは何やってんだ

肩の小屋泊。ここはBoyAが緑に入会した当時は無人の避難小屋でαルンゼ登攀した時、国境稜線に出た時点で日没となり、まさに避難させてもらった所。今は営業小屋になり1泊2食付6,800円也。管理人は以前谷川岳の遭難救助隊だったBさん。

黒部トロッコ電車

2006-08-24 | 山行
8/24(木) 宇奈月温泉~欅平(デポ品回収)~帰宅

昨日は激痛で和式トイレには入れません状態だった左ヒザも温泉効果?で回復し、黒部渓谷トロッコ電車始発で欅平に向かいデポ品回収。すぐに引き返して再び青春18きっぷで帰宅。鈍行だと1時間待ちとか当たり前で帰りも直江津と越後湯沢でそれぞれ待ち。+ほくほく線は途中駅で15分待ちが度々あり、すぐ横を特急『はくたか』が憎らしげに抜いて行く~
でも元々旅好きのBoyAにはそれも楽しい

今回の縦走は人に恵まれというかいろんな人の助けがあったから完歩出来たと思っています。これで上高地から日本海までは繋がった。南アから太平洋は…
帰宅後の体重49.2Kg 14.0% やっぱり山では痩せられない。

栂海新道

2006-08-23 | 山行
8/23(水) 朝日岳~日本海(親不知)

4:45 ちょっと出遅れてしまった小屋の前では管理人のゆかりさんがお客さんのお見送り。BoyAの出発時間を見て白鳥にしたの?と声を掛けて貰うが途中のコースタイム見て考えますと答えて出発。朝日岳山頂は偶然晴れて清水尾根もよく見える。山頂で朝食を作っている人がいてちょっと後悔。無理にビショビショのツェルトの中で食べなくても良かったんだ…

その後順調に歩き最初の関門、黒岩山7:45着。ここまでは湿原でアップダウンが少なくサクサク歩ける。ただし靴は既にビショビショ。設定は8:30だったからかなり良いペースで来ている。次の関門、栂海山荘9:50着。設定は11:30だったからこちらもかなり良いペース。これはイケる!

しかし!世の中そんなに甘くない。ココから先は小山を登っては降りの繰り返しでコースタイム通り。白鳥小屋13:00着。確かに13人来たら狭いかも。ちなみに今朝栂海山荘を出た13人の団体さんは小屋から1時間位の所で抜いてしまった。これは下まで行くしかない!さらに駄目押しで金時坂の下りで左ヒザに激痛残置のトラロープでゴボウ降りして沼田峠に出ると左足が完全に曲げられなくなっている。足中にシップ貼って誤魔化しながら下山。後半は低山にありがちなドロドロの田んぼ状態。今さら泥撥ねなんか気にする余裕もなくひたすら歩く。17:30天険親不知(登山口)着

長かった~。登山口にあった自販機にはまるでご褒美のように500mlコーラが100円のサービス価格になっている。早速一気飲み考えたら今日は水1.5L持って小屋出たけど途中4ヶ所もあった水場で補給もせずしかも余っている。脱水症状にならなくて良かった

左足引きずって駅に向かおうとするが歩道がない仕方ないので路肩をトボトボ歩くが大型トラックの往来が多く怖い。しかも駅はまだまだ先のようだ。5分程歩いたところでその様子を見兼ねた?親切なトラックの運転手さんが停まってくれて駅まで乗せて行ってくれるとの事で早速乗車。しかし今から親不知駅に行っても宇奈月行きの電車はないんじゃないかと言う事になり引き返して宇奈月温泉まで送ってくれた。さらに相当貧乏に見えたのか途中に寄ったコンビニで夕食代まで払ってもらって地方の人は親切だなぁと…思っていたら最後にちょっとだけ落とし穴がありました。
嫌だったら無理にとは言わないけど…お礼の代わりにしてくれないかなぁ?
もちろん丁重にお断りし…というかBoyAが困った顔をしているのを察してじゃあ100歩譲って頬で良いという事で交渉成立。無事釈放されました。

駅で欅平行きの始発電車の時間を調べ、たまたま駅前で空室ありますの看板が出ていた新川荘という老人保健施設に併設されている保養所に飛び込み素泊まりで4,000弱。しかも温泉入り放題で早速左ヒザ温めてストレッチ。個室で布団はやっぱり良いな

誤解があるといけないので追記しておきますがこの運転手さんはとても紳士的(というかなにわ金融道に出てくる小林薫みたいなキャラ)でBoyAが妥協するまでの間に脅したり暴力的な態度を取る事は一切ありませんでした。むしろこの方が拾ってくれなかったら危険な車道を延々歩き挙句に駅ビバークになっていた事を考えるとこの程度のお礼で良かったんだろうか?とさえ思います。

朝日岳

2006-08-22 | 山行
8/22(火) 白馬岳~朝日岳

今日は比較的楽なコースだから朝ゆっくり出ようと思っていたのに周りが騒がしくて追い出されるように6:15小屋発。山頂まで蟻のような渋滞。サッサと抜いて山頂少し過ぎた辺りで朝日小屋にTEL、テント泊で夕食だけ小屋食の予約をした。

その後もガスってて展望も利かないし花も見飽きた(贅沢)からガンガン飛ばしたら11:30朝日小屋に着いてしまった。先ほどお電話したBoyAですと名乗ると小屋の人もビックリしていた。12:00頃から土砂降りの雨が落ち着くまで小屋の食堂で休ませてもらい明日は栂海新道下って白鳥小屋に泊まる予定と話すと昨日降りた13人の団体さんが同じ日に白鳥に泊まるらしく狭いから窮屈かもと言われ、白馬からの移動時間考えると一気に降りられるからそうした方が良いとアドバイス頂きルート再検討。確かに等高線に沿って歩く部分が多く時間短縮も出来そうな気もする…途中2ヶ所の通過時間を設定してダメなら1泊の覚悟で軽量化のため?余分な食料食べ尽くした。14:00過ぎて小屋泊のお客さんがボチボチ到着する頃外に出てツェルト張る。テン場は貸し切り。

小屋の夕食はおかずが沢山あって御飯おかわりして満腹

夕食後酔っ払ったおじさん数名が絡んできた。女の子なのにひとりでしかもツェルトで偉いねぇって…偉くも何でもありません!貧乏で小屋に泊まれない、縦走に付き合ってくれる暇な友達がいないただの山バカなんですー。

いちいち相手するのも疲れるから日没まで北又側の木道ちょっと登ったところに避難。

清水尾根

2006-08-21 | 山行
8/21(月) 祖母谷温泉~白馬岳
朝から一番の難所と思っていた清水(しょうず)尾根。ココも何気に歩かれているけど下りに使う人が圧倒的に多い。が実際に登ってみると大下り(BoyAコースだと登りになる)と言われている所も気がつかないうちに通過していたし中間地点にあたる避難小屋まではあっという間に着いてしまった。昨日ココに泊まった人4人とすれ違い避難小屋から先はお花畑で湧き水が美味しいよーと聞き期待が膨らむ。

避難小屋から清水岳の間はまさにお花畑。今年は残雪の影響で春から秋の高山植物が一斉に咲いているらしい。花の名前詳しくないけどさすがにコマクサとニッコウキスゲだけはわかりましたしかし高山植物には付き物の熊笹の藪こぎももれなく付いてきて上下雨具でも靴がビショビショで不快極まりない。最悪避難小屋泊も考えていたけど一気に登り14:30白馬山荘着。靴を乾かしたいから奮発して小屋泊。さらにご褒美にケーキまで食べちゃった

素泊6,200円はちょっと高い気もするけど一番腹立ったのが自炊場が喫煙所と兼用な事。
もう2度と泊まらないゾ

祖母谷温泉

2006-08-20 | 山行
8/20(日) 阿曽原温泉~祖母谷温泉

集会で今回の縦走の計画を発表した時、ソボタニと言ってしまい後からそれババダニって読むんですよ、水平道は人があまり通らなくて熊とか猿がいるから気をつけてという元チーフのアドバイスを受けハーケン3枚を細引きでビナに掛けて鈴代わりにザックに付けて7:00出発。ちなみに今日欅平に下る人はBoyAを含め7人。阿曽原に登ってくる人3人とすれ違った。何気に歩かれてるこのルート。

最初の30分登りはあるものの後は本当に水平道。岩をくり貫いて無理やり作りましたという感じのところもある。途中2ヶ所、沢にトンネルが作ってあって志合谷のトンネルはヘッ電があってもお化け屋敷のようで怖い。最後は一気に下って11:10欅平着。久しぶりに下界の雰囲気を味わう。明日からは登りも下りも長丁場。幸いコインロッカーがあったので早速要らないロープやガチャ、シュラフ、余りそうな食料をデポ。12:30祖母谷に向けて出発。欅平駅では祖母谷温泉に行く道は通行止めとアナウンスしているが実際に行ってみると自己責任でという看板があり突破。

13:15 祖母谷温泉着。早速露天風呂で汗を流す。ココの露天風呂、女性用は囲ってあって外から見えないように配慮されているのに男性用はテン場から丸見え。一番遠いところにツェルト張って入り口も反対側にしたけど水汲みの時だけはどうしても見えてしまう。誰もいない時を見計らってありったけの水筒を満水状態にしてあとは近寄らず。日中暑くてまた汗をかいたので日没後再度入浴。脅しの成果か祖母谷は空いていた。