たまご発見!

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アイリッシュ・フルートとハープ

2006-01-14 20:18:49 | 音楽
今日は地元の浜松市楽器博物館でレクチャーコンサートが開かれました。
タイトルは、「優しさのアイルランド アイリッシュ・フルートとハープ」

出演は、守安 功さん、守安雅子さん夫婦。
アイルランドにどっぷりぷりぷりはまっているお二人で、アイルランドに毎年数ヶ月滞在しては音楽活動をしています。アイルランドにお家があるそうですよ、いいな。
と言っても、単なる音楽好きではなく音大で教育する立場にもなったことがある方。
だから尚の事、アイルランドに魅せられているのかしら?

このコンサート、一応プログラムがありました。でもその通りPlayはされず、自由気まま。レクチャーコンサートだから途中で質問もし放題。おかげで守安夫婦が考えていた4部構成のうち、クリアできたのは1部のみ!アイリッシュやねぇ(笑)

今日登場した楽器は、
☆フルート:もちろん木製。音が丸く軟らかく、尺八のごとく息音がするから素敵。タイタニックのテーマで一番最初に聞こえる、あの音です。
☆ティン・ホイッスル:ブリキ(?)でできた縦笛。高音だけど可愛い音がします。オカリナに音が似ている気がします。因みに私が持ってるはクレア社の緑マウスピース♪
☆ハープ:膝の上に置いてPlayする小さい版。「千と千尋・・」のハープよりは大きい。
☆コンサーティーナ:六角形のミニアコーディオン。膝の上でPlayするもので、左右側面についた沢山のボタンを指で押して音を作ります。この楽器で一気にパブ気分に。
☆バウロン:片手で持てる太鼓。片面だけ皮張りしてあり、右手に持った木製バチで太鼓を叩き、皮の内側を左で押さえたり離したりして音質を変えます。アイリッシュ音楽を感じさせるのにとても重要な楽器。
☆スプーンズ:スプーンです。スプーンの背を合わせ、膝や手に当てることで音をつくります。フラメンコのカスタネットのようなパーカッション。スプーン2つ使うからスプーンズ。(これはさすがに初めて目にし、耳にしました)

守安さんの軽快な口調、ユーモアでコンサートは繰り広げられ、会場はほんわかムード。
説明も丁寧でわかり易い。そして自由。だから1部しかできなかったんだけどね。
でもリクエスト聞いてPlayしたりして、出演者との距離が近いコンサートでした。

会場には、海の星高校の英語教師Brandon先生と生徒達が来ており、途中アイルランドの話(ローカル話)になったりもしました。先生は既に一杯やってきたらしく、帰り際に近くを通ったらお酒臭かったので笑えました。さすがアイルランド人!

今日はアイリッシュ音楽を堪能しました。各楽器のテクニック、音楽の種類。
そう、パブにいる気分になったり、農家に集まってくつろいだ気分になったり、草原で雨上がりの空を見上げるような気分になったり、本当素敵な時間でした。
益々はまりつつあるアイリッシュミュージック、いや、アイルランド!
レンタカー借りて1ヶ月くらい旅をしたいなぁ

それにしても浜松市楽器博物館。もう62回もレクチャーコンサートを開いているなんて知らなかった!もっと宣伝すればいいのになぁ。要チェックです!!