主役がいない方がおもしろい。
そんな今回のお話は…
アローンの攻撃を受け重傷を負ったあかね。治療を見守るあおい、わかば、ひまわり。一方、一度は倒したと思われたアローンは繭を作って再生していた。
繭は軍の兵器では傷を付ける事すらできず、その中でアローンは再生と成長を続けていた。
繭の孵化までのタイムリミットが近づくなか、大規模攻撃の決断を迫られる政府と連合防衛軍。
そして、あおい達はあかねの意思を継ぐため、アローンと戦う決意を固めるのだった。
以上公式のあらすじ。
お話は前回からの引き続きの後編。攻撃を喰らって重体に陥ったあかねが抜けた為、ドッキングが出来ないあおい、わかば、ひまわりの3人でアローンを倒す、という話を良い緊張感で描いている。
正直、前回の引きを見て、どうせ次回にケロッとしているんだろうと思っていたあかねが、アバンで担架に乗せられ手術室に入ってく所から始まり、意外にも(失礼)のっけから良い緊張感を持って始まった。その後も、スカイツリーに繭を作り、バリアと周囲500mに電磁パルスの絶対防御線を張った敵に、ジリ貧の戦いを3人で挑んでいく様子を描き、これまでドッキングしてイエー!で終わっていた戦闘から一転、見応えのあるオペレーションを展開させてくれて見ていておもしろかった。
それというのもやはり、緊張感あってこそだろう。ビビットシステムの要であるビビットレッドことあかねが戦線離脱し、ビビットチームの最大にして最も効果のあるドッキングが封じられたこと、そしてこれまでと同様にして予想の範疇な現在の兵器がまったく効果がなく、東京を放棄しなければならない爆弾を使っても、殲滅できる確立が一桁しかないという状況下であることで、さぁどうすると思わせてくれる。
まぁ、ここまで見てきてこの物語がけっこう熱血青春路線なことが分かっているので、大体はこうなるんだろうと思うように進んでいきはするのだが(笑)、それは少年マンガ誌で主役が勝つのが分かっているのに読んでいるのと一緒である。
主役の一時退場に敵の絶対防御線、それに残ったあおいたちを突っ込ませるわけにはいかないとなりつつも、なんだかんだで彼女らがそれでもやると決意し臨んでいくであろうことは、物語上当然なので分かってはいるものの、変身が解けて消えるはずのあかねの武器が消えずに残ってあおいたちがあかねの意志を知り、戦闘に参加できない中で、各々があかねと出会って得たことだったり、後押しさせたことを思い出し、あかねが守ろうとするこの世界を自分たちも守りたいと、意を決し戦いに臨むあおいたちはやはり見ていて熱い。
また戦闘でも、ドッキングという大技ぶっ飛ばせば済むところが使えない状況でなので、これまで描かれなかった作戦とチームワークがあったのも高揚感を誘う。
あおいが攻撃して敵の攻撃を引きつけ、攻撃の際に出来る穴をひまわりが閉じないように押し止め、わかばがそこへ突っ込んで本体に爆弾を突っ込む。しかし電磁パルスの影響で時間的余裕はほぼない。こういう状況でも、やるしかないと立案してそれに賭ける。なんとかなることは分かってはいるものの、ジリ貧の電撃戦的な状況の緊迫感がそれを忘れさせてくれるし、あおいたちがそれぞれの役割を担ってひとつの目的に向っていくことが高揚感を感じさせるではないか。
また作戦通りに事がなってイエー!で終わりではなく、上手くいかなかったのも緊張感を高めて良い。まぁこの辺はいわゆるヤシマ作戦的な演出なのだが、やはり見ていてどうしても、主役側が作戦立てれば上手くいくだろう、という頭があるので、作戦がコケれば「どうするどうなる?」と思わざるを得ないし緊張感も増す。
そしてここからが今回の一番おいしい所で、あかねの武器ネイキッドラング(だったっけ?)が消えずに残っていたんだから、きっと後で何かあるだろうと思ってはいたが、なるほどと思わせてくれた。
まず、消えないラングを見て、あおいが「これはあかねの心だ」とし、倒れて意識がない彼女は今も戦っているのだとする。そしてビビットチームの流れの中に、当然黒崎れいの方の流れも挟み込まれるわけだが、れいが赤を倒したとは言え残り3人の手がかりを得ようとしていた所であおいにバッタリと出会ってしまう。
前回突然帰ってしまったれいは、人生に関わる大事な様を思い出したのだとすると、あおいはそれならあかねは怒るどころか後押ししてくれるだろうと言う。あかねはいつも背中を押してくれて勇気をくれる力になってくれるとするのだ。
ちなみにこのシーン。自分の目的の為に今の状況を作ってしまったれいと、この状況をなんとかしたいあおいが、お互い立場を何も知らないとは言え、ふたりともやらなければならない事があるとし「お互いがんばろうね!」などという会話をしているむなしさや、上記したあかねの後押しも、れいが今こんな状況を作り出しているアローンに加担しているとあかねが知ったら、本当に背中を押してくれるのだろうかと思わせ、れいとしても、前回突然トマトを握りつぶして去っていってしまった自分に、許してくれるだろうあかねとがんばろうねと言ってくれるあおいを消してまで、やらなくてはならない事なのかと思わせる良いシーンであった。
話を戻してラングの事だが、いざ決戦へという所であかねのラングを一緒に持ってきて、あかねは今病院で寝ているけれども、心はここにあって3人でも4人のチームなんだとするのだ。
作戦が失敗に終わり、わかばとひまわりが敵の攻撃を受けてしまうという時に、あおいが助けに急行するも時間とスピード的にどうしても間に合わないとなった時、あかねの「大丈夫だよ」の声と共にラングが展開して推進力になってくれるのだ。
考えてみれば随分と都合の良い展開である。しかし、ラングをあかねの心だとし、あかねはいつも背中を押して力になってくれていた事を語り、3人でも心は一緒の4人のチームだとしてラングを持ってきた。これらが繋がりを見せているので見ていてそこを都合が良いと思わせない・感じさせない見事なシナリオ展開で、むしろ「あぁ、なるほど!」と納得してしまったくらいである。
一本のお話の中でそこへ至るまでの繋がりがあって、死ぬかもしれない戦闘に臨む少女たちの緊張感と、チームワークと難敵撃破で見せる高揚感。そして事後に無事なあかねと彼女抜きでがんばった3人、そしてここまで涙を見せなかったあおいが泣いてしまう安心感。さらにはいい所まで持っていきながら目的を果たせなかったれいの慟哭によるむなしさ等々見事に演出していたと思います。毎回こうならいーんだけどなー(苦笑)。
さて、いい所ばかり言ってきたので、ちょっと気になった所の方も。とても熱い展開は良かったのだけど、やはり(と言っては失礼かもしれんが)残念な部分もあるのだ。
あかねが倒れて勝率がほんの数%しかない事に14歳の少女たちを突っ込ませられないと、じじい他大人たちはあおいたちに戦闘参加をさせないのだが、それでもあおいたちは死ぬかもしれない戦いに意を決するのは熱くて良い。しかし、そこへ至るまでがちょっと弱いのだ。
と、言うのも、あおいたちがあかねのおかげでこれまでの自分を変える事が出来、なにより友達だからとするのだけど、これまでそんな死ぬ方が確立高い戦いをしようと思うほどの友情を彼女らは見せてきていないですよね。だから熱い展開にいいなぁとは思いつつも、ここへ至るほどのことは無かったよなぁとも思ってしまったのが一点。
それと、お姉ちゃん大好きなあかねの妹ももは、第1話であかねがアローンと戦う事になってしまったのをあまり良く思っていないふうだったので、病院でじじいに詰め寄ってもいいと思ったんですよね。なんでお姉ちゃんにこんな危険なことさせるの?!くらいは言っても良いだろう。何せももは小学生なわけだし、こういう緊急事態でちょっとした不満が大きく爆発してしまうことは人なら当然あってもいい。誰もが誰も責めたりしないので、なんか随分良い人たちばかりだなぁと思ってしまったよ。政府高官らが出てくるシーンがあるのだが、そいつらくらいは責任のなすり付けを演じても良かったんじゃないのかなぁ。
あと一点。これは良かった点なんですが、じじいが7年前の事故の件で、発明によるパテント料を放棄し弁済に充てていたことが語られたのは良かった。
あかねの家が貧乏な理由の提示でもあるのだが、権利を放棄して事故に遭われた方々にお金が行くようにしたのだろう。それもじじいは「そんなものはただの自己満足だ」と言って切り捨てる。まぁ大変な事故だったみたいなので、亡くなった方であったり生活に一生支障を来す怪我をした人もたくさんいたであろう。毎月お金が入ってきても死んだ人は戻らないし直らない怪我が直るわけでもないが、そうするのとしないのでは雲泥の差がある。自分の家の生活が苦しくなっても償いに充てるのだから立派である。でもまぁ私はそういうことを言いたいのではないのだ。
今回の前までのじじいを見てきて、こいつはアローンの存在をひとり確信していたからと言って、孫に危険なことさせるは他の家の子供を巻き込むは、自分で辞めておいて信奉者の局長(だったっけ?)のおばちゃん利用してブルーアイランドの人たちを結局使ってるは(じじいは部外者ですよね)随分自分勝手で人のこと考えてねぇマッドサイエンティストみたいな人だなぁと内心思っていたのですが、今回の上記した件で考えが改まりましたよ。
あかねも妹のももも、じじいのそういう所を知っているから、今、仲良く暮らしているんだなぁと思わせてくれました。これがあるのと無いのとではじじいに対する印象がまったく違うと思うので、そういう意味でも今回のシナリオは良く出来ていたと思います。
しかしなんだね。主役がいない方がお話がおもしろいってのはどうなんですかね(笑)。
そんな今回のお話は…
アローンの攻撃を受け重傷を負ったあかね。治療を見守るあおい、わかば、ひまわり。一方、一度は倒したと思われたアローンは繭を作って再生していた。
繭は軍の兵器では傷を付ける事すらできず、その中でアローンは再生と成長を続けていた。
繭の孵化までのタイムリミットが近づくなか、大規模攻撃の決断を迫られる政府と連合防衛軍。
そして、あおい達はあかねの意思を継ぐため、アローンと戦う決意を固めるのだった。
以上公式のあらすじ。
お話は前回からの引き続きの後編。攻撃を喰らって重体に陥ったあかねが抜けた為、ドッキングが出来ないあおい、わかば、ひまわりの3人でアローンを倒す、という話を良い緊張感で描いている。
正直、前回の引きを見て、どうせ次回にケロッとしているんだろうと思っていたあかねが、アバンで担架に乗せられ手術室に入ってく所から始まり、意外にも(失礼)のっけから良い緊張感を持って始まった。その後も、スカイツリーに繭を作り、バリアと周囲500mに電磁パルスの絶対防御線を張った敵に、ジリ貧の戦いを3人で挑んでいく様子を描き、これまでドッキングしてイエー!で終わっていた戦闘から一転、見応えのあるオペレーションを展開させてくれて見ていておもしろかった。
それというのもやはり、緊張感あってこそだろう。ビビットシステムの要であるビビットレッドことあかねが戦線離脱し、ビビットチームの最大にして最も効果のあるドッキングが封じられたこと、そしてこれまでと同様にして予想の範疇な現在の兵器がまったく効果がなく、東京を放棄しなければならない爆弾を使っても、殲滅できる確立が一桁しかないという状況下であることで、さぁどうすると思わせてくれる。
まぁ、ここまで見てきてこの物語がけっこう熱血青春路線なことが分かっているので、大体はこうなるんだろうと思うように進んでいきはするのだが(笑)、それは少年マンガ誌で主役が勝つのが分かっているのに読んでいるのと一緒である。
主役の一時退場に敵の絶対防御線、それに残ったあおいたちを突っ込ませるわけにはいかないとなりつつも、なんだかんだで彼女らがそれでもやると決意し臨んでいくであろうことは、物語上当然なので分かってはいるものの、変身が解けて消えるはずのあかねの武器が消えずに残ってあおいたちがあかねの意志を知り、戦闘に参加できない中で、各々があかねと出会って得たことだったり、後押しさせたことを思い出し、あかねが守ろうとするこの世界を自分たちも守りたいと、意を決し戦いに臨むあおいたちはやはり見ていて熱い。
また戦闘でも、ドッキングという大技ぶっ飛ばせば済むところが使えない状況でなので、これまで描かれなかった作戦とチームワークがあったのも高揚感を誘う。
あおいが攻撃して敵の攻撃を引きつけ、攻撃の際に出来る穴をひまわりが閉じないように押し止め、わかばがそこへ突っ込んで本体に爆弾を突っ込む。しかし電磁パルスの影響で時間的余裕はほぼない。こういう状況でも、やるしかないと立案してそれに賭ける。なんとかなることは分かってはいるものの、ジリ貧の電撃戦的な状況の緊迫感がそれを忘れさせてくれるし、あおいたちがそれぞれの役割を担ってひとつの目的に向っていくことが高揚感を感じさせるではないか。
また作戦通りに事がなってイエー!で終わりではなく、上手くいかなかったのも緊張感を高めて良い。まぁこの辺はいわゆるヤシマ作戦的な演出なのだが、やはり見ていてどうしても、主役側が作戦立てれば上手くいくだろう、という頭があるので、作戦がコケれば「どうするどうなる?」と思わざるを得ないし緊張感も増す。
そしてここからが今回の一番おいしい所で、あかねの武器ネイキッドラング(だったっけ?)が消えずに残っていたんだから、きっと後で何かあるだろうと思ってはいたが、なるほどと思わせてくれた。
まず、消えないラングを見て、あおいが「これはあかねの心だ」とし、倒れて意識がない彼女は今も戦っているのだとする。そしてビビットチームの流れの中に、当然黒崎れいの方の流れも挟み込まれるわけだが、れいが赤を倒したとは言え残り3人の手がかりを得ようとしていた所であおいにバッタリと出会ってしまう。
前回突然帰ってしまったれいは、人生に関わる大事な様を思い出したのだとすると、あおいはそれならあかねは怒るどころか後押ししてくれるだろうと言う。あかねはいつも背中を押してくれて勇気をくれる力になってくれるとするのだ。
ちなみにこのシーン。自分の目的の為に今の状況を作ってしまったれいと、この状況をなんとかしたいあおいが、お互い立場を何も知らないとは言え、ふたりともやらなければならない事があるとし「お互いがんばろうね!」などという会話をしているむなしさや、上記したあかねの後押しも、れいが今こんな状況を作り出しているアローンに加担しているとあかねが知ったら、本当に背中を押してくれるのだろうかと思わせ、れいとしても、前回突然トマトを握りつぶして去っていってしまった自分に、許してくれるだろうあかねとがんばろうねと言ってくれるあおいを消してまで、やらなくてはならない事なのかと思わせる良いシーンであった。
話を戻してラングの事だが、いざ決戦へという所であかねのラングを一緒に持ってきて、あかねは今病院で寝ているけれども、心はここにあって3人でも4人のチームなんだとするのだ。
作戦が失敗に終わり、わかばとひまわりが敵の攻撃を受けてしまうという時に、あおいが助けに急行するも時間とスピード的にどうしても間に合わないとなった時、あかねの「大丈夫だよ」の声と共にラングが展開して推進力になってくれるのだ。
考えてみれば随分と都合の良い展開である。しかし、ラングをあかねの心だとし、あかねはいつも背中を押して力になってくれていた事を語り、3人でも心は一緒の4人のチームだとしてラングを持ってきた。これらが繋がりを見せているので見ていてそこを都合が良いと思わせない・感じさせない見事なシナリオ展開で、むしろ「あぁ、なるほど!」と納得してしまったくらいである。
一本のお話の中でそこへ至るまでの繋がりがあって、死ぬかもしれない戦闘に臨む少女たちの緊張感と、チームワークと難敵撃破で見せる高揚感。そして事後に無事なあかねと彼女抜きでがんばった3人、そしてここまで涙を見せなかったあおいが泣いてしまう安心感。さらにはいい所まで持っていきながら目的を果たせなかったれいの慟哭によるむなしさ等々見事に演出していたと思います。毎回こうならいーんだけどなー(苦笑)。
さて、いい所ばかり言ってきたので、ちょっと気になった所の方も。とても熱い展開は良かったのだけど、やはり(と言っては失礼かもしれんが)残念な部分もあるのだ。
あかねが倒れて勝率がほんの数%しかない事に14歳の少女たちを突っ込ませられないと、じじい他大人たちはあおいたちに戦闘参加をさせないのだが、それでもあおいたちは死ぬかもしれない戦いに意を決するのは熱くて良い。しかし、そこへ至るまでがちょっと弱いのだ。
と、言うのも、あおいたちがあかねのおかげでこれまでの自分を変える事が出来、なにより友達だからとするのだけど、これまでそんな死ぬ方が確立高い戦いをしようと思うほどの友情を彼女らは見せてきていないですよね。だから熱い展開にいいなぁとは思いつつも、ここへ至るほどのことは無かったよなぁとも思ってしまったのが一点。
それと、お姉ちゃん大好きなあかねの妹ももは、第1話であかねがアローンと戦う事になってしまったのをあまり良く思っていないふうだったので、病院でじじいに詰め寄ってもいいと思ったんですよね。なんでお姉ちゃんにこんな危険なことさせるの?!くらいは言っても良いだろう。何せももは小学生なわけだし、こういう緊急事態でちょっとした不満が大きく爆発してしまうことは人なら当然あってもいい。誰もが誰も責めたりしないので、なんか随分良い人たちばかりだなぁと思ってしまったよ。政府高官らが出てくるシーンがあるのだが、そいつらくらいは責任のなすり付けを演じても良かったんじゃないのかなぁ。
あと一点。これは良かった点なんですが、じじいが7年前の事故の件で、発明によるパテント料を放棄し弁済に充てていたことが語られたのは良かった。
あかねの家が貧乏な理由の提示でもあるのだが、権利を放棄して事故に遭われた方々にお金が行くようにしたのだろう。それもじじいは「そんなものはただの自己満足だ」と言って切り捨てる。まぁ大変な事故だったみたいなので、亡くなった方であったり生活に一生支障を来す怪我をした人もたくさんいたであろう。毎月お金が入ってきても死んだ人は戻らないし直らない怪我が直るわけでもないが、そうするのとしないのでは雲泥の差がある。自分の家の生活が苦しくなっても償いに充てるのだから立派である。でもまぁ私はそういうことを言いたいのではないのだ。
今回の前までのじじいを見てきて、こいつはアローンの存在をひとり確信していたからと言って、孫に危険なことさせるは他の家の子供を巻き込むは、自分で辞めておいて信奉者の局長(だったっけ?)のおばちゃん利用してブルーアイランドの人たちを結局使ってるは(じじいは部外者ですよね)随分自分勝手で人のこと考えてねぇマッドサイエンティストみたいな人だなぁと内心思っていたのですが、今回の上記した件で考えが改まりましたよ。
あかねも妹のももも、じじいのそういう所を知っているから、今、仲良く暮らしているんだなぁと思わせてくれました。これがあるのと無いのとではじじいに対する印象がまったく違うと思うので、そういう意味でも今回のシナリオは良く出来ていたと思います。
しかしなんだね。主役がいない方がお話がおもしろいってのはどうなんですかね(笑)。