(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

ビビットレッド・オペレーション 第六話

2013年02月17日 | 視聴済アニメごった煮
サブタイは「健次郎があかね達の友情パワーを強化しようとするけどとんでもないことに事になる話」です。ブログの中の人に長過ぎると怒られました。

コイツは困った。

 そんな今回のお話は…
 マースクールのため式根島にやってきたあかねたち。
 みずはは、海でなくさないようにとオペレーションキーを預かるが、その目的は健次郎が考えた特訓のためだった。
 サマースクールであかね達の友情パワーを強化することを計画していたが、偶然にもれいに見つかってしまい、れいも特訓に巻き込まれてしまうのだった。
 大がかりになった特訓の成果は…。
 以上公式のあらすじ。

 前回にサマースクール云々言っていた所為もあってか、今回は水着回です。水着回と言えばお賑やかしみたいなもので、多分に洩れず、そのような内容になっている。
 がしかし、冒頭にも書きましたがコイツは困った。せめてもうちょっとなんかあれよと。
 お賑やかしはお賑やかしで良いので、なにか「笑える」であったり、今後の展開の為の「1ピースだけ入れる」なり、なんかあるだろうと思って見ていたのだが、な~んもないのである。要は水着のメインキャストがドタバタ劇するだけなのでちょっとビックリしました。

 まぁ、サブタイからして、じじいこと健次郎が「友情パワーの特訓じゃあ!」と言うからには、じじいの思惑通りには進まないのがお約束なので、そこでじじいの思惑から外れてしまうあかねたちという所でのドタバタ劇で笑わせたいのであろう事は想像に難くない。しかし、これがどうにもおもしろくなくて笑えないのだ。一体どこが笑うポイントだったのか、未だに判別がつかないから困る。
 思い当たる所としては、まず、あかねの水着に押すなと書かれたボタンがついていて、案の定ひまわりが押してしまったと思ったらあかねの水着が膨らんでテントになるという件。
 もう水着が膨らんだ瞬間に、「これ。中に入ったらあかねのデリケートな部分が丸見えだな……」などと思っていたら、オチがまったくその通りだったので、どーしたら良いのかよく分かりませんでしたよ(苦笑)。予定調和で終わらせてどーやって笑えっちゅーねん。「……だよね」で終わりですよ。
 そんな騒動なのかなんなのか分からない事の後に、じじいが謎の敵アローンを語って孤島に4人をおびき寄せるのだが……ここで「ん~?」となるよなぁ。
 百歩譲ってじじいの語りをあかねたちはアローンと信じてしまったのだから、これはどう考えても誰かがオペレーションキーを持ってくる役目を負わなくてはいけないよなぁ。これまで軍艦やら戦闘機やら施設やらをあっさり破壊してしまえるほどのアローンの攻撃を目の当たりにし、戦ってきた彼女たちなんだから、生身じゃダメだということに気付かないのはあまりにおかしい。
 もうそれなんだったら、あかねはバカっぽいので置いておくとして、その他の皆さんが「なんかこれはおかしいよね?」「つか、じじいじゃね?」とか言って、分かって乗っかってあげる展開の方が自然だったような気がしますな。
 そんなこんなで孤島についてからですが、ひょんな事から巻き込まれたれいが、じじいの嫌がらせに窮するあかねたちを助けていくんだけど、そこになんもないんですよね。
 事後に、あかね以外があれはれいだと気付きお礼を言いに行ったので、マフラーで顔を隠すも正体バレバーレであった。ということがオチなのかもしれんが、それじゃオチてないし、せっかくヒーローみたいに颯爽登場してあかねたちを助ける意味がないではないか。
 ヒーローっぽくしたんなら、とことんヒーローにしてあげれば、巻き込まれて捕われのお姫様役のれいがじじいの思惑をひっくり返し、助けにきたあかねたちを逆に助けるっていう本末転倒なドタバタを演出できるのに。
 ついでに最後の爆発オチだが、細かい所なんですけど、じじいのパレットスーツ試作初号機の砲塔にあかねが入って行って上記した水着点とを展開させて~という流れなのだが、あかねは頭から突っ込んで行ったけどすごく危ないですよね。だって膨らむの下半身の部分ですよ?まぁあかねたちがケガしないように武装は風船だったりもしましたが、けっこうな爆発だったので、ケツから入って行かないと顔や頭にケガくらいしてしまうのでは? もうさ、お賑やかしやるならやるで、もうちょっと考えて作れよと思ってしまったよ。
 そしてじじいとあかねの妹ももなのだが、じじいはあかね達の友情パワーの特訓云々言いつつ思惑通りにいかなくて躍起になってむしろ悪玉っぽくなるのは良いのだけど、それならその対比としてももを常に客観視させて冷静な突っ込み役として配置しておかなければ笑いとして効果ないんじゃないか?それがあってじじいの目的と手段が入れ違ってしまうことのドタバタが活きると思うんだけどなぁ。

 とまあ、こんな感じで何一つ良い所が見出せなかったので困り果ててしまったわけである。
 上記しましたが、あかね以外が助けてくれた者がれいだと正体に気付いていたので、おそらくはその3人とれいとの距離を縮めたかったのかなとおもうのだけど、正直、全然そのような気がしないんだからさらに始末に困る。
 こんなドタバタなのかなんなのか分からない話になるくらいなら、普通にサマースクールで果敢にれいにアタックし続ける4人を見せていった方が物語的にも今回の内容的にも良かったような気がします。

 もうちょっと、せめてもうちょっと突っ込んでくれればいいのだけど……。


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