秋津のゲーム部屋

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穴掘り乙女ゲーというジャンル

2006年11月30日 | アーカイブス
 「砂のエンプレイス」…これいっぺんやってみたいとずっと思ってたんだよね。
 発売後少し経ってから近所を探したりはしてたんだけど、中古すら見つけられないまま今に至ってしまっていて。まさかこんな形で手に入れられるとはね。これからもこういう出会いを期待したいですよ。

 好きな人と穴掘り三昧の日々を楽しむ恋愛シミュレーション系RPG…一体どんな事になっているんだと驚愕しちゃうような設定だけど、でもこれがやってみるとなかなかいい。
 とにかく主人公のネーブルが、髪を洗濯ばさみで留めたりしてる大胆なデザインのキャラだけど、これが性格も含めてすごく可愛い。電波ヒロインに振り回されてげんなりする事が多い昨今、ネーブルみたいな正当かつ清純派ヒロインには癒される思いですよ。
 ネーブルの強い願いは、死に目に間に合わなかったおばあちゃんにもう一度会いたい、といういかにも中学生くらいの女の子らしいものなんだけど、これが恋愛要素(パートナー)と絡んで何とも萌えるEDに繋がって行くんだよね…v 

 でもやっぱりプレイしてると、中古でも見つけられないほど出回らなかった理由が少しずつ分かってくる。全体に渡ってみすぼらしさが漂っているのは否めないのよ~。
 「滅び行く地」が舞台なので、ほとんどのマップが荒野や砂漠だったりして殺伐としてるのは仕方がないのかもしれないけど、それにしても似たような風景ばっかりでなんとも味気ない。適当すぎるバトルに妙なセンスの敵キャラ達、一応恋愛系という事になっているのにパートナーとのイベントがほとんどない。中ボスでイフが突然しゃべり始めた時はおおっvと思ったけど、それ以降ラスボスまでパートナーの存在感がまるでないんだもん。
 かろうじて一人じゃないんだと分かるのは、穴掘りレベル(笑)がパートナー共々上がっていく所。あー一緒に掘ってるって設定なんだなと(笑)。
 惜しい…ホントにすべてに惜しいと言わざるを得ないゲームだよ。

 ああ…順調に続けられるといいなあ、このカテゴリー…(笑)。