秋津のゲーム部屋

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碧い海の伝説

2019年11月04日 | ドラゴンズドグマオンライン

「財宝伝説か。真実は我々の胸の中のみにあればいい…ですよねマスター!」
「でもあの人にお墓作ってあげたい気もする…」
「あの方はすでにご自身で墓標を建てられていますよ。潮騒洞窟という墓守までついた壮大な墓標をね」



 毎日ちょっとずつ空き時間を見つけてDDONのSS整理やってるんだけど、まったく終わる気配がない…というか毎日どんどん増えていく~。(^^;
 でも整理してると、あーあれも撮らなきゃこれ撮り忘れてるってなって作業がどんどん増えてくんだよね。もう二度と触れなくなると思うとどうしてもそうなってしまうんよね…(T-T)


 DDONの作り込んでる設定とかテキストとか残しておきたいと思ってクラダンのストーリーからやってきましたが、今回はBOダンジョンでおなじみの潮騒洞窟に絡むブリアの財宝物語ですお。
 この辺のエリアはゲーム初めてすぐに来れる所なんで、覚者はかなり初期からこの話を知る事になるのよね。しかし実際この謎に取り組めるのは潮騒洞窟解放のエリア試練としてLv40近くなってから。
 当時は今みたいに簡単にレベル上がらないから数ヶ月は経過してる状態で「あーなんかそんな話大昔に見たわ」ってなりがちだったよね。(^^;
 やっとハーピーを降らしでさくっと処理できるようになったそんな頃、カチこんだ盗賊たちのアジトで見つけた1枚の羊皮紙からその伝説が始まります。


「1000のサファイアねえ。興味あんのかおぼじゃ?」


《すり切れた羊皮紙》
―このブリアのどこかには
見る者の目を奪う、1000のサファイアに
匹敵する美しい財宝が眠ると言われている

それを知った村の者は財宝に手を伸ばし
海神がその行いに、怒りにて報いた―

財宝のありかは村に伝わり
そして海神の怒りもまた伝わった―



 これを最初に読んだ段階では、まだ廃村がどこにあるのか知らない場合も多いと思う。後々出てくるルフローのスポット情報を見ると、数十年前に「魔物」に襲われて廃墟になったとある。じゃあなんでそんな突然?それと伝説がどう関係してるの?っていう謎の答えが潮騒洞窟にある訳です。
 潮騒洞窟はS1を知ってる覚者様には特に思い入れの深い懐かしい名前だよね~。当時はここが一番BO集めに効率よかったんで(それでも1周2桁台?(^^;)おぼじゃですら結構頻繁に行ってたからね。周回したとは言ってない(笑)。
 ここは絶妙なポイントに天井罠が仕掛けられたりしててほんとイラつくダンジョンなんだけど、そういうのをさっさとスルーして奥に進んでいくと「海賊の隠れ部屋」と書かれたあからさまに怪しい扉があって…。


宝への鍵は、奥の滝の側に

 って書いたあからさまに罠っぽいメモが落ちてるんだよね(笑)。
 やったー宝部屋だ~☆奥の部屋へ急げ!って駆け込んでいくと、海から上がって滝の広間でまったりお休み中だったリンドブルムが激おこで出迎えてくれるというスンポーです。






《岩に刻まれた文字》
―あぁ、そうだったのか
1000のサファイアに勝るブリアの財宝
とは、このことだったのか―

財宝を求め踏み入った者は
ことごとく海竜の逆鱗に触れ命を落とす―

財宝の伝説は、この滝を崇めるためだけでなく
ブリアを荒らす海賊を死へ導く罠だったのだ



 ん~確かに洞窟の薄闇の中で見るリンドは青い宝石のように綺麗かも…☆
 当時のリンドは結構な難敵だったんよねー…覚者(&ポーン)でも苦労するくらいだったから軍隊でもない限り一般人にはまず討伐は無理だったかも。海賊でもルフィたちみたいなのだったら瞬殺だろうけどこの世界にはいそうにないし(^^; やっぱりここになだれ込んできた海賊たちは即座にリンドに食われてほぼ全滅してたと考えてよさそうです。
 この文をここに刻んだ人は、瀕死の重傷を負って逃げる事も出来ず死ぬまでの時間をこれを彫ることに費やした…という事なのかな。
 だけど、プレイヤーもそうなんだけどリンドを目の前にしたらそんな隅っこにまったく目がいかなくなっちゃうんだよね~。せっかくの配慮が生かされずに無駄になってしまってるのが悲しいとこです。
 まあでもいろいろ謎は解けるので無駄ではないけど…。



広間の一角にある謎の亀裂。当時はここが突破できる、いやできないと盛り上がったもんです(笑)。洞窟内に火薬樽があるから裏技的になんとかなりそうと思ってしまいがちなんだよね~実はあたしも当時はそう思ってた(^^; 


 リンドが討伐されると自動で開くという謎テクノロジーで宝部屋の扉が開くので中に入ってみると、宝は本当に存在してた!伝説はほんとだったのか!ってなる訳です。財宝って言っても周回対策なのか目を疑うくらいショボいものしか手に入らないけど(笑)。
 中の状況とどう見ても遺書にしか見えない書き置きを見ると、やっぱりこの洞窟は内側から爆破して封鎖したものと考えた方が良さそう。
 たぶんここは元々は滝の広間に直接繋がってたスペースなんだろうな。
 彼は宝の小部屋に扉を作り、海竜が倒された時だけ開く仕組みにする。そうして中に籠もって広間側の入り口を内側から爆破して封鎖し、自分ごと宝を閉じ込めてしまった…。
 そこまでしながら海竜を倒せれば開く仕掛けにした事は、竜を倒せたヤツにはご褒美やるよという彼の遊び心というか冒険心を表しているとも言えて、本来は彼もここに乗り込んでくる輩と同じ属性の人だったという事を示しているのかもしれません…(笑)。
 







《かすれた文字》
海竜を退け、この部屋を訪れる者が
もしいるとしたら―

どうかこの部屋の秘密は守ってくれないだろうか
噂がさらに広まれば海賊たちは増え
刺激された海竜がまた地上へ出ないとも限らない

俺の過ぎた好奇心のせいで、故郷が―
ルフローが襲われたあの日のように―



 リンドがルフローを襲ったのはこのトレジャーハントに目覚めた村人が広間に入り込んだ所をリンドに見つかってしまったから、それでリンドが近場の集落であるルフローを襲ったと、それはもう動かしようがなく確定事項という事でいいんだな。
 この、リンドが滝の広間に侵入してる村人を見つけて村を襲ったまでの経緯がよく分からんのよね~。
 ここは洞窟内で波の音が聞こえるから潮騒洞窟と言われてる訳で、滝の広間は海に繫がってるのは間違いないと思うんだけど、激おこで暴れてる状態のリンドがそのまま外に出られそうな箇所がどこにもない。





 この辺りに穴でも空いてないかな~と改めて確認したけどやっぱりなかった。(^^;
 そもそも海水?が流れ込んでいるって事はあの広間の海抜は低いって事だよね。もしかしたら潮騒洞窟は奥に行くに従って地下に潜っていく構造なのかも…? そんな感じは全然しないコピペダンジョンというのは置いといて、設定的にという話ですけど(笑)。
 やっぱり海竜はぷりぷり怒りながらいったん海まで戻って、砂浜をのしのし歩いてきてルフローを踏み潰したという事なのかな。あそこには必ず何らかの竜のクエストがあるけど、あの辺りが竜の生息地とバッティングしているという事を示しているのかも。
 





 財宝を隠したのは海賊、それを探しに来てるのも海賊…確かにこの騒動って海賊っていう外部の人間が起こしたとも言えるんだけどさ~。
 ルフローの件に関しては発端はあくまで地元の人間だった訳で、彼は自分の行動が村を全滅させてしまったという絶望の中で必要以上に海賊を逆恨みしてしまった所もあるような気がするよ。DDONの世界には具体的な海賊の痕跡があんまりないから余計そう思えてしまうのかも。

 彼の願い通り今は海賊は来なくなったみたいだけど、かわりに覚者が大挙して押し寄せて周回してる現状を彼は財宝部屋からどんな思いで見てるのかな…。
 でもまあ覚者は洞窟内のリンドはもちろん、ルフロー周辺の雑魚から竜から、ついでにルフローの亡霊の皆さんまで片っ端からぶん殴って成仏させているので、村の安寧を願う彼の意志には報いていそうです(笑)。




〝食うもんがねえんだとよ〟
〝手を貸してやろう。規則違反にはならないはずだ〟