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(白窓リバイバル当時のお姿@井土ヶ谷駅)
明日3月25日は中央東線で豊田区189系の団臨、そして京急線では2000形がラストランを迎えますが、そう言えば京急の2000とかこのブログであまり話題にしてませんでしたね。ってな訳で今日のトップ画像はリバイバル塗装で復活した京急2000形のリバイバル直後の晴れ姿を。割と189系の話題ばかりで京急2000形はそこまでネタになってないような気もしましたけど、先日金沢文庫で売り出されたラストランツアーの抽選権付きの記念切符がアホみたいに並んだって聞いてビックリ。そこまで人気あったのかよ!って思ってしまった。
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自分は仕事でも京急使うんですが、あまり話題にもしなかったのは普段使いの中で運用に入って変わらずに横浜の駅とかで見る事も多かったんで、特段「ああ、なくなるなあ…」という感慨が少ないのもあると思います。デビュー当時は2ドアのクロスシートで颯爽と登場し、快特120km/h運転の口火を切った快速ランナー。この車両が登場した直後は横浜から上り快特のマスコンを握る京急の運転士にも力が入ったとかw
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そんなこんなで、引退前にカットを稼ぎに…という気持ちにもあまりならなかったのは、まあまあカメラを向ける機会も多い車両でしたのでね。そこまで前のめりになる事もなかった。それでも独特のくの字折れのフロントマスクと全面非対称のブラックフェイスは、いわゆる昭和50年代の鉄道車両の流行をバリバリに残していて特徴のある顔でしたな。
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普段はエア急に入ることの多い2000形の特急運用。雨の中散り行く桜の南郷公園から。歳月の過ぎる事の速さを例えて、1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」なんて申しますが、ことさらに鉄道マニアにその言葉は当てはまります。何でかってーと、だいたい年度末の3月のダイヤ改正があって、それに合わせて何らかの列車や車両が廃止だの引退だのになってしまう事が多いからね。
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1月に「そろそろあの列車3月の改正でなくなるから撮りに行かなきゃなあ」で「行く」。
2月は引退する車両を撮影しながら「あんなカットでも撮っときたかったけど、撮り逃しちゃったなあ」で「逃げる」。
3月は文字通りラストラン、沿線で去り行く列車(車両)を見送りながらの「去る」。
だいたい鉄道マニア(特に「撮り鉄」)は、こんな感じで生きている人間が多いのではないだろうか(笑)。
幾年の歳時記を刻んで来た車両の最後の日々。ジョイナスと、帷子川と、高島屋というハマの三点セットの中を行く2000形にカメラを向けた私も、やっぱりその口なのでありました。