青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

HELLO! NEW ODAKYU!

2018年03月17日 21時17分42秒 | 小田急電鉄

(GSEファースト・ラン@座間~海老名間)

去る者来る者取り混ぜて、悲喜こもごもの弥生三月。本日はめでたいダイヤ改正、最後の最後まで残った梅ヶ丘~東北沢間の複々線開通をもって、小田急は全面的に改定された新ダイヤでスタートを切りました。やはり車両面ではMSE以来10年ぶりの新型ロマンスカーGSE70000系のデビューが最大のトピックスということで、ちょっくら地元でファーストランを見送ることに。GSEは本日の新宿9:00発のスーパーはこね5号から営業を開始していますが、このスーパーはこね5号は小田原到着が9:59着と新宿~小田原間を1時間を切るダイヤで運転されるものすごい列車。ちなみに座間ストレートを9:29に通過しているので、新宿~海老名をほぼ30分でクリアしていることになる。速っ。


さて、そんなGSEの通過5分前に、7004Fのはこね4号が新宿へ向けて通過していった。平日の出番は相当に減ってしまいそうではあるんだけど、ダイヤ改正を超えて生き残ったその姿には愛おしささえ感じる春の朝。やっぱり自分にはこのオレンジバーミリオンがしっくりくる。先日プレスリリースがあった通り、GSEの2編成目が導入された時に運用を外れる事が正式にアナウンスされていましたね。


夕方もちょこっとコーヒー買いがてら座間界隈に顔を出してみたんだけど、今日のダイヤは5分前後でGSEとLSEが上下で通過していくという都合の良いダイヤであった。16時台下りのはこね31号。展望席に陣取る乗客の面々、初日の前展とかどんだけの倍率を潜り抜けてチケットにありつけたのか。おそらくとんでもないプラチナペーパーであったろうと思う。


ハナモモの咲く座間ストレートをLSEが行く。東京では今日桜の開花宣言が出たということで、メディア広告、テレビCM、小田急にしては考えられない規模で展開された2018春のダイヤ改正は、桜の花の開花とともに、華々しい滑り出しを見せましたね。HELLO! NEW ODAKYU!の名に恥じない、エポックメイキングなものでありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする