青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

ヒストリカル西武鉄道

2018年03月08日 21時57分40秒 | 西武鉄道

(ホントは主役だったのに@拝島ライナー)

先日の玉川上水車両基地イベント、本来であれば主題は3月10日の土曜日から運行される「拝島ライナー」のPRイベントであって、「ぐでたまスマイルトレイン」のお披露目はあくまでオマケと言う位置づけだったのですが、フタを開けてみれば主役は逆転。圧倒的なぐでたま人気に本題は吹き飛び、昼前に売り切れていたぐでたまスマイルトレイン記念きっぷに対して、午後3時のイベント終演まで売れ残っていた拝島ライナーの記念きっぷ。お帰りの親子連れに向かって呼び込みを続ける販促の係員の皆様の声が若干物悲しく…。


ぐでたま一色に席巻された感じもあった玉川上水車両基地。武蔵丘や入曽の公開に比べてスペースも狭くやる事は限られているけど、その分実車をきっちり置いて見せてくれたので満足感はあった。正直物販中心の武蔵丘の公開なんかよりよっぽど良かったと思う。3線しかないピットの中で足回りから40000系を眺められるなんて、西武ファンにはたまらないイベントではなかったろうか。


個人的には外の留置線に入れられた新101&40000&20000のコラボが良かったなあ。歴史を感じさせてくれるいい並びだった。やっぱ西武は黄色い電車がいてくれないと若干物足りない感じある。特に自分は西武に乗るっつーと西武球場に行く場合が大半だったから、池袋や新宿に来る電車よりも国分寺から出ている国分寺線や多摩湖線で使われている車両の方が馴染みがあったんよね。701系や401系が主力の時期でしたが、今や国分寺・多摩湖線の主力はその当時の本線の主力車両であった新101系や2000系となっています。


2年前くらいかな、三岐の保々の車庫で撮影した1枚。なんだか1990年代初めごろの萩山の駅ってこんな感じの電車が行き交っていたよね。あの頃のライオンズの強さと言えば憎らしいほどのものであったのだが、それだけに我らロッテオリオンズが敵地所沢で勝ち名乗りを挙げた帰り道、西武ファンのガキだらけの車内へ揚々と乗り込む誇らしさは心地よいものはなかった。萩山の駅の跨線橋にあった、黒板で書かれたスコアボードがまた嬉しい。青柳が満塁ホームランを打ち、先発の荘勝雄が力投した日だったんだよ(笑)。
コメント
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