青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

星は夜空に輝いて

2010年05月12日 21時56分44秒 | 日常

(画像:交流戦開幕)

そもそもこのブログのカテゴリに「野球」ってあるの忘れてた(笑)。
いや、急に今日のハマスタのシーズンシートの券とか貰っちゃいましてね。
ちょいと会社も早く引けたもんだから行ってしまいましたよ。

シーズンシートでも色々あるんだろうが、当てがわれた席は一塁側ベイのダッグアウト上最前列と無駄にいい席で、多少肌寒いくらいが爽やかな皐月の夜空の下で久々に球音を聞く。ツマミは崎陽軒のシウマイにビール一杯、一人で野球見るのも久しぶりだわな。つか相変わらずハマスタは売り子が生ビール売らないのね。なんか決まりでもあるんだろうか。

試合に関してはスポーツニュースとかヤフーのサイトでも見てよ、って感じですが、非常にガチガチな投手戦でしたね。近くで見てた限りで言わせて貰うと、投手戦になったのもやったら広い主審山路(パ)のストライクゾーン。見逃し三振がとにかく多かったのう。概してセ・リーグのほうがゾーン広いってのが定説としてあるのだが、恐らく山路は交流戦を意識し過ぎてゾーンを広げたはいいが加減が分からずに収拾が付かなくなったものと思われる(笑)。いいのかそんなんで。

雑感は色々あるのだが、私が座ったシーズンシートの周辺は「儂ゃ大洋時代からシーズンシート買って見とる」と言わんばかりのベテラン常連オヤジ組、焼酎をホットで飲りつつ厳しい声援を送っていたのだが、黙って聞いてりゃみんなかなり辛口。特ににベイの四番の人は明日にでも福岡にFAしかねないくらいの辛口(笑)。ま~成績見るとさもありなん…と言う感じですが。それと金城に代打森笠と言う尾花采配にもかなり辛口でございましたwオヤジにはまだアナライジング・ベースボールは高度過ぎたか(笑)。いや、自分もそりゃなかろうとは思ったけどさ。腐っても金城、相手には名前と警戒感が違うと思うのですが。

逆にオヤジ軍団の声援を一身に受けていたのがキャッチャーの武山。みんなかな~り肩入れしてまして、武山ユニを着てるオヤジなんか武山が打席に立つたびにいかりや長介しか持たなそうな黄色無地のメガホン(笑)で頑張れ頑張れと大声援を送るのである。話を聞けば、この人達は追浜あたりからずーっと武山の成長を見守って、追い掛けて、そして花咲く時を楽しみにしていたように思われるんだが、素直にいいなぁ~って思いましたね。武山も、こんな大声援を大事にしなきゃいかんよね。

周囲のあまりの大声援に思わずこちらも武山に注目。
なんだか現役時代の梨田正孝に波留のテイストを加えたような独特の打撃フォームだよな。
ボテボテ当たりに全力疾走、内野安打に大歓声。
オヤジのハートと正妻の座をがっちり射止めて欲しいものです。
…そう言えば今年のベイには我がマリーンズから橋本将さんと言うキャッチャーが行ったような気が…
既に捜索願ですか(笑)。

一塁コーチに井上純、代走の早川に大歓声、そしてマウンドには相変わらず援護を貰えずに力投続ける清水直行。
ライトの守備固めに付く南にもささやかにライトスタンドから声援が。
東京ベイの東と西に、お久しぶりの選手たちは、変わっているようで変わんないねえ。

そんな試合の最後のバッターになってしまった武山に、
「下を向くな!」
とオヤジの厳しい声援が飛んだ。
その通り、星は夜空に輝くものなのだから。

コメント
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