青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

長坂の カーブに振り子 舞い踊り

2010年01月25日 23時02分02秒 | 日常

(画像:冬晴れ 長坂 八ヶ岳)

と言う訳で昨日の続き。本来「長坂の大カーブ」ってのはこのアングル。長坂の駅に向かって緩やかに下りカーブを切って来る列車を、バックに大写しで八ヶ岳を持って来るこの構図でしょう。中央東線屈指のアングルなんで、ちょっと鉄道雑誌を読んだ事のある人なら見かけた事もあるかもしれませぬ。
この区間は複線区間ですが、画像の真ん中の枯れ草の部分は掘割になっていて、その掘割の向こう側を下り線が走っている関係でここでは大きく上下線が離れています。ちなみに掘割は以前長坂駅がスイッチバックであった時の引き上げ線の名残だったりする。架線柱も片ポールで車両の姿を邪魔しないし、全ての条件が揃っている理想的な撮影地と言えるんじゃないかねえ。昨日は快晴も快晴だったんでね、八ヶ岳がホントきれいに見えましたね。

中央線の特急と言えば「特急あずさ」と「スーパーあずさ」。普通の「あずさ」担当は通常E257系。JR東日本の車両にしてはかなり奇抜なスタイルをしていると思うのだがどうでしょう。車体側面と先頭部にあしらわれたカラーのキューブは武田家の家紋「武田菱」を表しているそうだが、ブラックフェイスに釣り目のヘッドライトが個人的にはトヨタのエスティマを思い出してしまうのですがね。三人で三脚立てて撮ってたら、通過時に運ちゃんがミュージックホーンでごあいさつのサービス♪運ちゃん、粋だねい。

今回の本命がこのE351系「スーパーあずさ」。カーブでの高速走行を可能にした振り子式車両で、カーブにかかると遠心抵抗を回避するために車両にバンクがかかって大きく内側に傾くのだが、そんなこの車両の特性を一番強調出来るアングルが長坂の大カーブと言っても過言ではない。ひょっとして長坂の大カーブで撮られるために生まれて来たのではないかと思わずにいられない(笑)。can't stop ~ingってヤツですね。

大カーブの向こうから現れた「スーパーあずさ」は、走ると言うよりは滑るように車体を傾けて大カーブを回りファインダーの中を駆け抜けて行きます。
D90になってから思いっ切り連写で撮れるので、このような引き付けた構図でも手前から躊躇なくシャッターを叩き込めるのがいいですね。
以前のように一発切りでは怖い構図なんで(笑)。

このバンクの掛かり方は、電車と言うよりリュージュとかスピードスケートの選手みたいな感じだなあ。
いよっ、信州の岡崎朋美!と声を掛けたくなる。
朋美タンは富士急行だけど(笑)。
スピードスケートには興味ないが、年食っても無駄にかわいいんで岡崎朋美タンは嫌いじゃないw

「メダルもいらない、大外でもいい、バンクーバーに出して欲しい(E351・JR東日本)」
出たら応援しますw
コメント
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