熱帯ゆるゆる日記

マレーシアでの期間限定生活日記。
2008年駐在開始、そして2011年 本帰国しました。

くるくる くるくる 

2011年06月26日 11時18分58秒 | マレーシアの風景

こどもが幼いころは 親と子が 常に一緒に行動し(当たり前ですね)

生活の中の人間関係も こどもと親の糸が絡まり合います。

 

   <4~5年前の日本>

特に マレーシアなど海外にいると、こどもだけで外に出すことは100%ないので

こどもとともに日々の暮らしが動いていきます。

 

 

 <4年ほど前の日本の近所の川、蛍もいます>

これも あたり前ですが 日々 子どもは成長し

ひとりで下校してくるようになるし、少しずつ 親子の距離が開いていきます。

それは 本当に 少しずつ 離れて行くので 劇的な変化はありませんが

ふと 気づくと 昨日なかった空間が 今日は できていたりします。

 <5,6、年前の近所のお祭り>

 

簡単なことのようですが これは 意外と 奥深いことです。

 

 

 <3年前の丹波篠山>

お腹にあかちゃんが授かって 体の変化に驚いているうちに

ひとりが2人になり、(夫もいれたら3人ね)

それまで ひとりで自由だったのが いきなり 無防備な壊れそうな乳児を抱くことに

なるのです。

 

 

歩いたら歩いたで 公園に一緒に行き、 言葉も出ない幼児が友達を作り(作ったのかどうか?)

母親同士のお付き合いが始まり、

おむつがとれるかとれないかで 幼稚園に行き始め

むろん ひとりで行けるはずもなく

送迎だの 付き添いがあり、ワーキングママは 仕事と保育園できりきり舞い。

 

 

ひとりで おしゃれして 出かけた過去は 夢のよう。

 

 <5,6年前の近所の川、魚多し、やご多し>

ここに 実家の助けがあるかないかは また 大きな違い。

私は まったく ゼロでした。

 

 

そんな生活を6年ほどしていたら 学校に行くことになり

いきなり 送迎なしで、勉強までしてくるようになります。

 <日本の小学校>

 <少年の絵、幼いころ>

小学校に入ったあたりから 加速度的に 「こどもが ひとりで行動する」

ことが 増えて行きます。

このあたりで 母親歴6年 ふと 我に帰る かんじでしょう。

 <少年の絵、幼いころ>

日本だと 「こどもが ひとりで行動する」ことが 順次増えていくのですが

マレーシアの場合 治安や国の事情で あまり 増えないです。

こどもだけで 外出させることが できないからです。

 

せいぜい コンド内のことで ここに コンド内の人間関係が深くなる理由があります。

 

 <マレーシア、バングサーショッピングセンター>

さて こどもが  どんどん 大きくなり 高学年 中学生になると

こどもはこどもなりの 活動が増えて行きます。

 

 <日本の雨の日>

友達と会いたいが 親は 送迎だけで 帰ってほしいし

スポーツのグループに入って 熱中したりしますし

塾なんぞも 行くようになるけれど これも 親なりバスなり送迎が必要

やりたいこと 行きたいところも 大人びてきます。

 

しかし 日本であれば 中学生が電車に乗って 単独行動ができますが

マレーシアでは できません。

 

少し 自立したこどもの行動の補助を 続けなければなりません。

 

複数のこどもの行動は ばらばらで それぞれに個性も出て違ってきます。

それに対応する親は 2人または 一人です。(平日は 母のみ)

 

 <KL日本人学校>

 

 

というわけで 私は 知力・体力の限界に いどむ日々です。

こどもの都合が かきこまれたスケジュール ノートを 毎日 何度も 熟読し

落ち度がないように 貼り付めているのです。

 

  <幼き日のゆかたの少年、とランドセル放り投げた図>

<KL日本人学校>

 

 

これじゃ 絵を描くしかない。 って かんじです。

 

くるくる くるくる 回る 回る~~~~~

 

 

 

 <KL日本人学校>

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夕焼け

2011年06月25日 13時58分27秒 | 夕日・夕焼け

どんどん コンドミニアムが建っていきます。

 

どんどん 空が削り取られていきます。

 

ヘイズのせいか 北の山々は かすんでいます。

 

 

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糸 されど 糸

2011年06月24日 22時31分25秒 | 駐在着任前の事前情報

これは 糸。

ミシン糸です。

 

日本のミシンの糸は しっかりした糸巻きにまいてありますね

これがマレーシアの糸。

ひとつ80sen (100sen=27円)

 

 

糸  実は とても 大事です。

私は 婦人服の仕事をしていました。

糸の重要性は 骨身にしみているので、この糸を見ていると しみじみします。

 

 

日本のファッション業界は 国内生産から 中国生産へと移行して行きました。

その初めのころ 私は すでに 働いていました。

中国での縫製は 困難を極めていました。

 

中国の人は 手先が器用で 他のアジアの国比べると 非常に良いのですが

まず つまずいたのは 糸でした。

 

 

サンプルを依頼すると 形は ちゃんと上がるのですが 縫い目が

日本の基準に合格しません。

1インチ間の縫い目の数と強度 糸の太さは 社内基準があり合格しないと

製品化できませんでした。

品質を保たないと 百貨店に納品できないし、クリーニングなどの事後クレームにも

つながります。

 

 

日本は フィラメント糸という長繊維に強く撚りをかけたものを使用しています。

縫い目の強度があり 縫い目が目立たず きれいです。

しかし 当時の中国には フィラメント糸は ありませんでした。

 

スパン糸という 撚りの甘い糸しかなかったのです。

スパン糸は 手縫い糸としては 良質ですが ミシンには あまりむいていません。

糸じたいに伸度があるのです。

 

 

中国で生産するためには 糸を輸出するところから 始まりました。

糸を出すと 今度は 針 、 針を変えるとミシンも変更になりました。

ミシンも輸出したのです。

あのころ 中国で生産するために試行錯誤を繰り返し、出口の見えないトンネルにいるような

気持ちでした。

 

 

今では日本の衣料のほとんどは 中国やアジアの国々の生産です。

ここまでくるのに あの大変な苦労。。。あのときの糸を思い出す。。。。

 

 

たかが糸   ではないのです。

 

 

 

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靴靴靴

2011年06月24日 17時18分49秒 | マレーシアの風景

これは この4月に日本で買った運動靴です。

今 何月でした? たしか6月。 6-4=2

お分かりでしょうか、 すでに 靴の先っぽは 破れております。

そして かかとは わかりにくいですが 赤い靴底が めくれております。

もう・・・・だめ。

 

 

 

しかも 4月から すでに 足が伸びまして 次は28cmです。

靴だけ見ると そこまでおおきいようには見えませんね。

なんとかの大足・・・・ 彼の足は 自分が今 どこまで伸びたか自覚しているでしょうか。

このまま 伸びたら ジャックと豆の木・ガリバー状態です。

 

 

よる年並み 私の靴の選択条件は 「デザイン」から「履き心地」に移行しています。

まだ女にしがみついていますから、 「デザイン」を捨てたわけではなくて、 「履き心地」優先の「デザイン」です。

私は 背が高いので、 ヒールの高い靴は避けてきました。

親は 私の頭にざるをかぶせていました(ざるをかぶせると伸びないと日本のことわざがある)

ですので 未だに5cm以上のヒールの靴をはくと 後ろに倒れます。

 

誰でもそうだと思うのですが 靴 は 難しい。

試着して OK と思っても はいて出かけると靴ずれができたりします。

かわいいと思って買った靴が 「痛い」経験は みなさんあるのではないでしょうか。

デザインが気に入っているのに 痛い場合は 悔しくて泣けてきます。

 

 

私は 某ブランドの靴が ぴったりときます。

日本のメーカーではありませんが そこの靴の型が 私に合っているようです。

ほぼ そこの靴しか買いません。

マレーシアで買うと 日本より割安。 ラッキー。

ところが マレーシアでは ハーフサイズを扱わないので、 いつも 若干小さめ購入になります・・・(23.5 とか24.5がない)

なんでハーフサイズを扱わないのでしょうね・・・・在庫管理が難しいから???

それで メガセールで そのブランドの靴を2足 お買い上げ。

けっこう 出費。

 

 

 

今日 出かけるよ用事があり うきうきと新しい靴で出かけました。

 

 

 

が   しかし        ああああああああ  足が 痛い。

歩き始めて 20分後  も~~~~~~だめ~~~~~~

 

 

 

「いや はいていれば そのうち 合うかも・・・」

 

 

ひ~~~~~~~~~~~~  ランチが終わるころには 冷や汗が。

 

 

思考能力が低下。

 

 

 

もう なにも見えない。

 

 

 

駐車場までの道が はてしないシルクロード、 万里の長城、 始皇帝の墓  兵馬俑・・・・・

 

 

 

セール中の靴屋さんに飛びこむが 好きなのは高いし、 いらないのに また 買うのもいやだし。。。

10RMのゴム草履でも買うか??? 10RMのゴム草履探す気力がない。

 

 

 

目のはしっこに ヴィンシーVINCCIが!

ヴィンシー(VINCCI)は マレーシアの靴屋さん、安くてかわいいお店です。

すがるように 入って メガセールでごった返すヴィンシー(VINCCI)で 約30RMのサンダルをつかみ

店員さんに

「これはいて帰るから~~~」

と すがりつきました。  もう デザインもなにも ありません。 

 

 

助かった。

 

 

家に帰って   ヴィンシー(VINCCI)のサンダルに ラインストーンを貼り付けて、うっぷんをはらしました。

 

 

靴って ほんとうに 難しい。

はかない靴の在庫と私の人生。

一度もはいていない大好きな靴  という 哲学的オブジェの山。

 

 

 

とどまることなく成長する少年の足。

 

 

 

 

私の青い鳥は どこ。

 

 

 

 

 

 

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昨日の夕焼け

2011年06月24日 17時16分10秒 | 夕日・夕焼け

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作品・セラドン焼きの花瓶  と  マスジット・ジャメ ~また変わりました~

2011年06月23日 20時47分41秒 | わたしの絵画作品

こちらが 昨日までの状態

今日 描き足して ずいぶん 変わりました。

こちらの絵は 迷いがなく とても 楽しくすすんでいます。

 

 

 

 

そして 迷宮に迷い込んだ絵は さらに 変化しました。

うしろの窓の形を また 変えました。

 

これが 昨日まで  下が 窓の形を描きかえたもの

 

マレーシアには このような飾り窓が あります。

いちど 描いておきたかったので・・・

 

これで ちょっと 落ち着いてきました。

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モスクの施設見学

2011年06月23日 14時07分41秒 | おでかけ・クアラルンプール

クアラルンプール直轄領モスクの見学。

私は このモスクに かれこれ6~7回訪問していて、 その話をしていると

モスクガイドさんが

「では 今日は 珍しいところを ご案内しましょう」

と 案内してくれました。

 

 

ここは 図書館です。 児童書から大人の本までそろっています。

   図書館好きの私には 魅力的な場所ですが、イスラム関連のため

読める本は 少ないでしょう。

 

子どもの遊技場を囲んで 教室がたくさん 並んでいます。  遊技場は 吹き抜けになっていて 天窓から陽光が入ります。

 

教室です。  休日や夕方 ・夜などに ここで 授業があります。

イスラム教の勉強を こどもから おとなまで 受けることができます。

クルアーン(コーラン)は アラビア文字で書かれていますので、勉強が必要です。

 

 

お気づきでしょうか。

ここは熱帯ですので 窓を大きくとりません。

陽の光が たくさん入ると 熱いですから・・・

 

左の写真は 幼稚園の教室を見下ろしたところ。 右の写真は こどもの教室。 上の方の写真は 大人の教室。椅子の高さが違います。

 

低学年の教室。 椅子が 小さくて かわいい。  壁には アラビア文字。

 

下駄箱。   かなりの人数です。

こちらのようなホールが たくさん あります。 外は モスクの池に面していて、窓を開けるときれいな風景です。

ここで 結婚式の披露宴をします。  お客さんの規模によって 使うホールが変わるそうです。

 

生まれてから 死ぬまで このモスクにお世話になることができるのですね。

 

こうしてみると、日本には 年代・世代をこえて 集える場が 少ないように思います。

これだけの規模で これだけの施設。

モスクの周りは広大な公園になっています。

 

 

マレーシアは 豊かです

 

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モスク幼稚園

2011年06月22日 18時12分40秒 | マレーシア事情(生活の情報です)

Jalan Duta の クアラルンプール直轄領モスクの中にあるモスク附属幼稚園を見学しました。

このモスクの中にあります。

モスクは4層構造になっていて その一番下の層に幼稚園があります。

希望者が通園しています。

モスクの中には このような遊技場があります。

モスクの中だとは 思えません。

このように教室がたくさん あります。

これは 小学生から大人までの教室で、夕方や休日に授業をしています。

イスラムの教典 コーランは アラビア語 アラビア文字で書かれています。

アラビア文字の勉強やコーランの勉強をするのです。

その一角に幼稚園があります。

入り口は幼稚園らしく飾ってありました。

 

きちんとした民族衣装の制服を着たこどもたち。

大歓声でお出迎え

この日は 「先生の特別な日」でした。

週末 こどもの成長を祝う記念日だそうで、それにちなんで 菓子を食べてお祝いをするのだそうです。

みな ちゃんとすわって 待っています。

先生かたは 突然の日本人の見学に とても 好意的に迎えてくださいました。

このようなおだやかで親密なマレーシア人の特性は 癒されます

こどもたちは だんだん 興奮してきました

女の子は 別の壁際に座っています

トドゥン(スカーフ)が かわいいです

なかに お母さんが日本人で お父さんがマレー人という女の子がいました。

「日本語話せる」といって 来てくれました。

 

 

とうとう 男の子は バク転したり 逆立ちしたり 子猿のように暴れ始め

先生が停めにいきました。

どこの国の子も元気です。

 

ほんとうにかわいいこどもたち。

会えてとてもうれしかったです。

 

 

 

このモスクでは 幼稚園をはじめ イスラム教育をすべての年代の人に提供しています。

結婚式、葬式も 執り行います。

そのための部屋、宿泊施設も完備しています。

 

 

ちょうど18,19日は 日本の七五三のような日だそうで

生まれた子供の成長を祝って お祈りをして、 みんなを招いて食事をする日だそうです。

年に一度やるそうです。

 

 

七五三とよく似ています。

 

子供の名前は 生まれてから7日目に両親がつけるそうで そのお祝いもモスクでできるそうです。

日本もお七夜に名まえをつけてお祝いしますね。

アジアの習慣は 似ています。

 

 

  

これは そのお祝いのときに使う ポプリを 作っているところです。

ブーゲンビリアの花びらと パンダンの葉と  ジャスミンの花を 細かく刻んで作るそうです。

香で邪気を払い お祈りに使うのは 仏教をはじめ ヒンズー教でも 行うことです。

 

マレーシアは パンダンの葉の香が 好まれ、 ご飯に入れて炊いたり、包んだり 料理にも多用します。

 

 

お祝いにむけて 準備が すすんでいました。

 

 

どこの国も 子どもの成長を祝うことには 喜びがあふれています。

 

 

 

 

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作品・セラドン焼きの花瓶 ~また 変えてしまいました~

2011年06月21日 17時01分41秒 | わたしの絵画作品

 

このような絵を

 

こうしてしまいました。これを 俗に 迷宮入り と言います。

うまくいかないので いろいろ やり始めて さらに どうにもならなくなっている状態です。

色が違うのは カメラの撮影技術の不足です・・・・・

もう この絵は 消してしまおうか。。。。。。

 

 

こっちは 順調です。

 

は~~~~~~~~~

 

運動会から 発熱のまま 熱が下がらず 

昨日も 幼児 いえ 用事があり出かけたのが よくなかったようです。

寝ているのが悔しくて 描きましたが やはり 描かないほうが よかったかも。

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夕焼け  ~運動会のあと~

2011年06月21日 07時49分40秒 | 夕日・夕焼け

  夕焼けのはじまり

 

夕日が ビルの窓に反射して 

 

運動会のごほうび。 金メダルの夕日。

 

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