竹林院から 50分ほど歩くと 中の千本。
下山とはいえ 山を歩き続けると ひざが げらげら大笑いします。
親子3人 げらげら 笑いっぱなし。
笑いすぎて 吉水神社の写真は ない・・・・・ない・・・・・・・
もとは金峯山寺の格式高い僧坊でしたが、明治の神仏分離によって神社となりました。
源義経が弁慶らと身を隠したこと、後醍醐天皇の行宮であったこと、
豊臣秀吉が花見の本陣とした等の歴史的逸話で知られています。
実は 明治の廃仏毀釈のときに 吉野山いったいの仏閣宗教施設は いったん 廃止されています。
その後 復権して 今にいたる吉野山の史跡が 守られています。
それだけ 歴史と信仰が厚かったのです。
吉水神社には 義経の甲冑 後醍醐天皇の玉座 秀吉花見の図 など 見どころ満載です。
少年「義経 小さいな。 この甲冑 ぼくには 入らないよ」
八艘飛びですからね~~~ 栄養満点熱帯少年には 着用不可能。
吉水神社から 金峯山寺蔵王堂へ
金峯山寺は吉野山のシンボルであり、修験道の総本山。
蔵王堂は正面5間、側面6間、高さ約34m、檜皮葺き(ひわだぶき)の、
東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築。蔵王権現像(重文)3体がまつられ、
本尊は高さ7mにもおよびます。
仁王門
本坊
なんといっても 蔵王堂が 吉野のクライマックスです。
蔵王権現の威風堂々たる霊気に 圧倒されます。
何度来ても 「ずっと ここにいたい」とまで 思うお寺です。
権現様は すばらしい。形容できない。
春の特別展。
特別展では ポリエステルのトートバッグを 靴袋として くださいました。
金峯山寺の赤いロゴマークがおしゃれで
「おかあさん かっこいい。 これ 学校の体育館シューズ入れにする!」
あああああああ シューズバッグにも飢える 異国育ちの子。 お寺の方々 驚かれ 「そんなに まで」と
靴は 別のビニール袋に入れてくださり トートバッグは 汚れないように 包んでくださった・・・・靴袋にひもじい異国の子
金峯山寺南朝妙法殿
後醍醐天皇 南朝あとです。 この奥に インドからお釈迦様の骨をいただいた仏舎利殿があります。
蔵王堂の南にあるのですが 案外 こちらには 観光客が来ません
ぜひ どうぞ。 なかなかのたたずまいです。
そのよこの 455の階段を下っていくと
さてさて ここから 脳天大神 こと 金峯山寺龍王院
実に階段455段 KLのバトゥケイブよりも 長い山道。 脳天大神。
脳天さんは 私の好きなところ。
この下に滝 つまり 修験道で修行僧が打たれる滝があり 山の結界があります。
白い龍の神様。
いかがです? ちょっと見ただけでも いいでしょう??
白い蛇にまつわる言い伝えがあります。
竜神さまと聞けば 私には 避けて通れないところです。
金剛蔵王大権現の変化身をご神体としています。
脳天というくらいですから 頭の神様、 少年には 必須でござる。
ここは ちょっと 怖いくらいの場所なので 写真は ここまで! みなさま ご自分の足でおいでくださって 不思議な空間を!
隠れた スピリチュアル スポット です。
ただし ありがたい455段。
歩いて 下山するか ここから ロープウェイに乗るか・・・・迷ったのですが 下の千本の桜が全く 咲いていないので
記念に ロープウェイで 降りることにしました。
時間待ちで いっぷく
まだ 雨です 私は 龍神(雨の神)に みまわれたようです。
吉野駅 到着。 帰路は 奮発して 贅沢に 特急にのりました。
電車が 珍しい異国育ちの少年は 特急電車と何度も 記念撮影。
電車の中で 名物 柿の葉寿司を 食べたのでした。
ちなみに夕飯は 日本にしかない 日本の ラーメンにしました。