熱帯ゆるゆる日記

マレーシアでの期間限定生活日記。
2008年駐在開始、そして2011年 本帰国しました。

アラベスクの窓の向こう・・・  ~モスクにて~

2011年06月19日 22時18分40秒 | おでかけ・クアラルンプール

ある日 やっぱり晴れた熱帯の朝 モスクに行きました。

 

アラベスク模様の窓の向こうのそのまた向こうに青い空が見えます。

 

 

青い空は 大理石の床に 反射した2つ目の空の色

 

 

窓のまえで 息を停めて、   ふっと 息を吸い込んで。

アラベスクを抜けた風は 風の分子。

 

 

金色のとんがり屋根。  座るのは賢者。

響く おだやかな旋律。

 

 

花唐草のむこうには タージマハールのラピスラズリとマーブル

 

 

 

 

教室の窓もアラベスク。

隠すこのなど なにもない。

 

 

 

窓   私は 窓が好きです。

 

 

アラベスクの窓は 神秘的で 風景がアラベスクに切り取られます。

 

 

 

いつもの窓の空は四角だけれど モスクの空は アラベスクの形に切り取られます。

 

 

 

 

アラベスクを通過した風は 切り子細工の光のつぶのようです。

 

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お弁当

2011年06月19日 06時28分08秒 | 食べ物情報・レストラン

日本人学校には 給食がないので 毎日 お弁当を作っています。

 

さて 運動会のお弁当。

日本の運動会は 校庭で 家族そろってお弁当を食べるのが楽しみです。

灼熱熱帯運動会は 灼熱食中毒 および 熱中症予防のため お弁当は ありません。

 

 

1日かかる運動会メニューを、信じられない手際と整然たる練習と計画で、午前中にかけぬけるようにこなします。

濃い運動会。

 

 

 

ところで うちの子が幼稚園児のころ

毎日のお弁当には 苦手なトマトを入れたりしていました。

「好き嫌いをなくしたい」 「お弁当に入れたら 食べるだろう」

という魂胆です。

 

 

 

 

しかし 園長先生に諭されました。

 

「きらいなものを お弁当にいれて食べさせようなんて 横着はいけません

 そんなことしても 好きになりません

 いまどき トマトを食べなくても 栄養失調に なりませんよ

 他で いくらでも 栄養をとることができます

 きらいなものを好きになってほしかったら 家族で食事を囲みながら すすめなさい

 お弁当にきらいなものを入れたら 幼稚園の食事がいやになります

 お母さんと離れて でも お弁当を開けたら 好きなものばっかりあればこそ

 離れても うれしいのです

 お弁当は 好きなものばっかり

 お弁当に 頼って きらいなものを食べさせるなんて おかあさんの横着です」

 

 

 私は 今も 好きなものばっかり 入れています。

 

 

「みんな 僕のお弁当をうらやましいって言うよ。 わけてあげるんだ 」

今も 少年は 言います。

 

 

 

 

 

 

これは 離乳食でも 同じだと思っています。

離乳食 幼児食 そして 毎日の食事

人間 食べるときは 食べます。

そりゃ なんでも 食べほしいのが母心。

でも ちょっと 待って。  

 

 

 

 

だんだん 好き嫌いも変わっていくし 量も変化します。

うちは 大少年は 自分で 食べるものを考えるようになりました。

 

「今日は 炭水化物多めに 」とか 「今日は 少なめにする」とか

 

 

 

食べる  というのは 人間の基本

栄養バランスを良くするのは 当然ですが、 完璧な食事=なんでも食べる 好き嫌いなし  に

こだわると、 見失うものも・・・

栄養を考えつつ 時間をかけて 子どもの心を待ちながら

無理せすに  食事を家族で楽しみにすることも 大事ではないでしょうか。

 

 

 

 お弁当や朝食については 「好きなもの」にしていますが

年齢的にも 理解できるので

外出先や招かれた先の食べ物は   すべて「いただく」 など

 しつけとしての食べ方は 厳しく徹底しています。





うちは 次男が 重症の食物アレルギーで  (バナナ りんご 牛肉 卵 小麦 大豆 牛乳 白身魚 青い背の魚 など駄目でした)
栄養確保が 苦しかったので
今は 「食べられる」だけでも うれしいです 。

コメント (2)
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