蛍観賞は スランゴール河流域の カンポン・クアンタン か カンポン ブキッ ブリンビンの
2か所で できます
私たちは カンポン・クアンタンの 手漕ぎボートに 向かいました。
海鮮料理を食べて いざ!
休日の夜 蛍の小舟乗り場は ちょっとした行列でしたが
30分ほど 待って 乗り込むことができました
1艘 4人乗り 約20分の 観賞です
マングローブの林の中 蛍の淡い光が 点滅する光景が 見えてきます。
クリスマスツリーのイルミネーションのようです。
スランゴール河流域に生息する蛍は Pteroptyx Tener(ペトロプテックス)という種類です。
それぞれの個体の寿命は3ヶ月程度、次々に世代交代していくので、一年中いつでも見ることが出来きます
特徴としてマレー語でBermbang(ブルンバン)と呼ばれるこの木の花蜜を求めて、
ホタルが葉に集まります。
幼虫もまた川の近くにいる貝などをエサにしており、この種のマングローブの川岸のみホタルが生息します。
ブルンバンの木が密集していることと 沼地・湿気の多い気候が 蛍の繁殖に絶好の環境だそうです
マレーシア語でKelip-Kelip:クリクリ 日本の蛍とは 種類が違います
1年中 見ることができますが 雨の日は 見ることができません。
晴れた 月のない夜が 最高だそうです。
小舟で ゆっくりと進むと
闇の中に ちいさな 蛍の光が 魔法の世界のように たくさん 点滅します
人口のライトでは 味わえない 自然の命の輝きです。
船は ブレンバンの木の すぐ そばまで 寄り
幻想的な世界に 浸りました。