息子たちに、クリスマスにまつわる絵本を読んでいます。
「ファーザークリスマス サンタクロースからの手紙」。
これは、あの指輪物語のJ.R.R.トールキンが、サンタになって我が子に送り続けた手紙を集めた本です。
トールキンの長男が3才の時から24年間、美しい水彩画付きの手紙を 我が息子に贈っています。
もちろん、手紙の内容も、すてきな物語です。
この本は以前絵本として出ていましたが、2006年 紛失していた手紙を新たに見つけて 加え 改訂出版されました。
「ファーザー ・クリスマス サンタクロースからの手紙」
評論社版
トールキン Wiki
息子さんも 途中で サンタさはなくお父さんの手紙だと気づいたでしょうけれど
気づかないふりをして
手紙を 大切に保管され 本にまとめられました。
内容は 愛情あふれるもので
お話は ファンタジックで壮大な物語に仕立てられています。
また 字を工夫したり イラストをふんだんに描いています。
トールキンは 絵が 上手でした。
社会情勢や風刺もあって 父親としての 息子に伝える哲学を かいまみる思いです。
うちの息子達は この本を 読んでいるので
サンタさんはいないかもしれない・・・と
危ぶんでも 本を見て
「いや やっぱり いるぞ」
と 信じています。
私は トールキンの足元にも 及びませんが トールキンのまねをして サンタの手紙を息子に 届けてきました。