我が家から近く 伊勢丹・ジャスコがあり ショッピングには 最も良いショッピングモール。
それが ミッドバレー。 Mont Kiaraからは 無料送迎バスが でているほどです。
学校で使うノート、学用品は もちろん このミッドバレーまで 買いに行きます。
久しぶりに 「必要なものリスト」を手に ミッドバレーに行きました。
ミッドバレーの駐車場は 広大であるにもかかわらず、11時ごろには一杯になり、駐車するだけでも
泣きたくなるような 実際 泣くようなところです。
それだけ 集客力のありショッピングモールなのでしょう。
私は 胃を決して いえ 意を決して ミッドバレーに行きました。
KLの駐車場は治安が悪く、できるだけ出入り口に近い、安全な場所に止める必要があります。
ですから 朝早く 行くのです。 ここで すでに気合いが 入ります。
まず スリッパ。 これは カルフール。
台所のステップは 見つからず。 広いカルフールのなかで 迷路を右往左往。
ふと テフロン加工のフライパンが 目に着きました。
来馬以来 使い続けているテフロン加工のフライパンが 焦げ付くようになったものの
マレーシアのテフロン加工は とても高価なので がまんしてきたのです。
「私さえ 我慢すれば 家族においしいマグロの刺身が買える値段だわ うっ
いずれは マレーシアを去る身に 高いフライパンは いらないわ。」
でも フライパン3個 すべてが 焦げ付くていたらくに至り 心は凍てついていたのでした。
え~~~~い。 買ってしまえ! フライパン
清水の舞台から ダイビング ひゅ~~~~~~~~~~ フライパン
むろん このほかにも リストにある食材など 大量に探し出して 購入しました、大荷物。
このあたりで すでに 意識は 朦朧。 判断能力ゼロ。
いったん カルフールで買った荷物を車のトランクに入れ 再び ミッドバレー修験道 やたがらずの道へと
繰り出します。
次は ノートよ。
ノートは ガーデンズにの伊勢丹よ。
てくてく 橋を渡り あること15分。 ノートは 簡単に手に入りました。
今回は 4mm方眼 5mm方眼などどいう ややこしい指定はないので 難なくクリア。
それから 鉛筆削り。
いぜん 某スーパーで買った鉛筆削りは ずぐに 壊れたので 伊勢丹の高級なのを買おうという主旨です
こういうのを 探していました。
しかし ない。 さまざまな文具が並ぶ伊勢丹さまですが たまたまなのか もともとないのかはわかりませんが
ないものはないです。
鉛筆削りが壊れて以来
こういうのを 使っている 我が少年たちです。
「あきらめてはいけないわ。 今日は かならず 買い物を完結するのよ」
ガーデンズの端っこから 端っこへと修行の道は 続き 画友という画材・文具店に行きました。
巨大なお店です。 この棚を はしからはしまで 森の中をさまよう 赤ずきんのように 歩き回りました。
店員にも聞きました。 すでに このころには 私は 鉛筆削り幻想に ふらふらでした。
ない。 ない。
「いえ 鉛筆削りは きっと どこかで 私を 待っているわ」
また もとのメガモール側に戻り こんどは ジャスコへ。
ジャスコで またもや 棚の林(こんどは林くらい) うろうろ うろうろ
「あ~~~ら まーしゃさんじゃないの」
おおおおおおお お久しぶり。 しばし 世間話。 まずは 日本の地震の安否。
・・・・・このまま 消えてしまいたい・・・・・・・・
ありました。 ジャスコには。 はじめから ジャスコにくればいいじゃないの。
でも どの順番で探すと効率がよいか 考えた上での結果。 後悔はだめ。
過去を振り返っては だめ。
ジャスコには 10RMくらいから 30RMまで いろいろな鉛筆削りが並んでいました。
いかにも 中国製 いかにも 日本製に見せかけた妖しい日本語の書いてあるもの カラフルなもの 小さいもの 大きいもの
ここで 私は 試されている。 どうすれば いいのか 試されてる。
これも 修験道の大事な関門。
間違いは許されない。
1〇61年創立 ドイツのとあるメーカーの おごそかな鉛筆削りが 目に着きました。
鉛筆作りの名門です。
六角形の鉛筆を発明した会社。
値段も いちばん 高い30RM.
これよ これ。 ここで 安いものに けちっては いけない。
ためされているのだから。
やっと 手に入れた鉛筆削りをかかえ 食料品売り場で また 森をさまよい 迷宮を歩き
駐車料金を払い 車に乗り込み 意味があるのか ないのか 定かではない 迂回指示に従って
駐車場を出て ミッドバレー リングロードにでたのでした。
リングロードは 巨大なミッドバレーを囲む 文字通り 環状道路
放心した私は すでに 午後の太陽を 真上に見上げつつ(赤道直下のためです)
アクセルを踏み
気がつけば 自宅と反対方向のファデラルハイウェイを走っていたのでした。
きつねのしわざ? たぶらかしたの?
いや 私が いけないのだ、 私が 修行と中で 気を抜いたから。
だいじょうぶ。 家には帰れるわ。 そのくらいの力は 2年学んだから。
夕方 下校してきた小少年が 早速 鉛筆を削った・・・・
「おかあさん ありが・・・・」
もう だめじゃん。 この鉛筆削り。 鉛筆は削れるけど 挟んだ部分が ぼろぼろになるよ~~~~~
修行とは かくなるものよ。