こうやま たすくの アドナイ・エレ

不惑を越えたおばさんクリスチャンの恵み探し日記です。

人智を超えた神の業2

2008-02-28 12:20:28 | 病気
スーパーの仕事は接客業。人に見られる仕事、しかも食材満載。一見ダイエット(治療)に全く不向きなと思われる場所に何故神様は導かれたのか…

ともあれ、私は商品を覚えるために商品の補充を積極的にやりました3ヶ月のブランクはありましたが、元々動く仕事をしていたので、平均12㎏の商品ダンボールも難なく持つことができました。

動く仕事を始めたことで、血糖値は再び減少しますがそれも190のA1-C8台
を下回ることはありませんでした。

そんなあるとき先生が、「新しい薬ができたんだ。あんまり効果の報告がないから人体実験みたいな気がしてホントは気が進まないんだけど、神山さんのパターンにぴったりなきがするんだよ」と補助薬の投薬を切り出してこられました。私の場合、基本の薬でインスリンの量はちゃんと出ているのに、それが有効利用できていないパターンらしいです。全面的に信頼している先生の言うことですから、二つ返事でお願いしました。

同じ頃、漢字検定を受けようと思っていた私は、その頃漢検監修のDSソフトが発売されると聞き、ネット検索をかけ漢検DSに関するブログの記事を見ます。それがどうサーフィンしたのかまったく覚えてないのですが、私と同じように3桁を見た方のダイエットブログに行き当たります。その方のリンクの中に、「まじんどーる日記」というかわいらしい名前のブログがあって、名前に惹かれて覗いてみました。それが、まじんさんとの出会いでした。まじんどーるというのは食欲を抑えるサノレックスというお薬の商品名、まじんさんもまた3桁からのダイエッターでした。

また、ここまで神様が備えてくださったものを何とかして形にしたいと自分でも当ブログ「こうやまたすくの アドナイ・エレ」を立ち上げ、信仰的日常ブログ生活が始まります。

補助薬は徐々に効果を現わし、血糖値160、A1-C7%台にまでこぎつけますが、薬ではそこどまり。先生もいよいよ食事制限の必要を説いて「サノレックス使ってみる?」とおっしゃいました。

そして去年6月、夏にデータがよくならなければサノレックスのお世話になろうかと考えていたときに運命の電話が鳴り響きます。

それは下着メーカー「セシール」からのダイエット食品の勧誘でした。ダイエットだけではなく、朝出勤してからお昼は2時まで食べられない仕事でしたから、夕食まで非常に時間が短く軽く済ませる方法を模索していたので、2重の意味で乗っかりました。この日から少しずつついにはいつの間にかダイエットブログへとすり替わっていきました。ダイエット初日のブログタイトルが「御心なればどこまでも」ですから、そのままどこまでも行っちゃった訳です。

同じ頃、ベテランさんが相次いで退職されるという事態になり、ひとりの方は遅出の専属でしたので、それを私が引き継ぐ形になり、夜仕事をするスタイルに変わっていきました。最初は昼に置き換え、夜はお弁当というスタイルでしたが、夜を軽くするほうがダイエット効果が高いということで、朝昼を通常食夜を置き換え(出勤時は)に現在は落ち着いています。

そして、それから体重はもちろん、血糖値の快進撃が始まったのです。A1-Cは
6.8、6.4、6.2、6.1と落ちて行き、年末の12月には5.8、年末年始を過ごしたお正月には5.1となんと正常範囲にたどり着いたのでした。

まだ投薬しての正常範囲ですが、目のリスクは減りましたし、何より今年は足が割れてこないのです。癒されつつある自分を体で感じます。

そして、心に「カミングアウト」の文字が浮かんできました。

人智を超えた神の業1

2008-02-28 10:12:05 | 病気
血糖値はどんどんと上がり、A1-C9台を見るようになり、だからと言って何ができるかわからない状態。合併症こそ起こさなかったものの、倦怠感が襲い足は年中ひび割れ、さながら修験導師のごとくにバラスの上を歩くような生活。(高血糖が続くと末端まで血液が流れにくくなるらしく手足がひび割れてくる方も多いとか)

その頃、できればできただけ仕事を増やしてくる前の会社の姿勢に疑問を感じ、また疲れ始めます。そうなるとなんとなく同僚ともギクシャクして、ストレスを感じ十二指腸の調子が悪くなり、低血糖でふらふらになりながらも食べられない→薬で抑えて過食して取り戻すという最悪なローテーションをくりかえし、血糖値225A1-C10.1を記録。私は仕事を辞めました。

そして、友達の紹介でデスクワークに付きましたが、結婚前もずっとデスクワークだったのですが、なぜかミスを連発。皆さん良い人ばかりの職場でしたが、それだけに迷惑をかけられないと、3ヶ月の試用期間で去りました。

こうなってくると、私は人間的にも劣っているのだと劣等感ばかりが先に立ち、引きこもりの生活を送り始めていました。

そんなある日、「買うものがわからない」と夫に買い物に連れ出されたスーパーに募集の広告が…一番よく買い物をする店でしたし、思わず口を出た言葉は「ここに行ってみようかな」でした。それを逃さず聞いた夫は、すかさず連絡先をメモし、帰宅後電話のボタンをプッシュしてつなげてから私にパス。強引に面接の問い合わせをさせたのでした。

翌日面接を受け、「一目見れば、まじめな方かどうかはわかります。あなたはまじめそうだから、(その週末は連休でした)連休明けからきてください。誰だって最初は初心者です。わかった顔をして人に聞く姿勢を持たない方のほうが、後々仕事に差が出るんですよ。どんどんと先輩に習ってものにしてください」

採用の言葉を聞きながら、ホントに私でいいんですか?!って思いながら帰ってきました。

家族は本当に喜んでくれました。特にあぐりんは「ママ、仕事してないと性格悪くなるから良かったわ」などと当時のあれた生活ぶりをチクリ。

慣れたデスクワークで何故ミスを連発したのか。また、よりにもよって食材満載のスーパーに導かれたのか、神様の人智を超えた導きの技がそこにはありました。
                             ―続く―

本日の体重88.9㎏(前日から-400g)体脂肪率48.8%

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