身につまされました。

今日、テレビでいろんな側面から食を捉えた番組を放送していました。

太ることがきれいのバロメーターとされている国。より体重が多いことが美人の証。そんな国に行きたいかと言うと答えはＮＯ。そこの女の人は昔の日本女性よろしく男の人に愛されてなんぼの生き方を送っているから。神様から自分としてつくられているのだから、私は私だから。

そして、満腹感を感じない染色体異常の女の子。減らしたら減らしただけ満腹感を感じることができることに改めて感謝しなければと思いました。どこまでも満腹を感じないのなら、決められた量で由しとする強い心を持たなければならないですもんね。けれど、ダイエットを身につけるためとはいえ、一日１０００キロカロリーは少なくないですか？代謝も悪いのだというナレーションもありましたが、なんか野菜のてんこ盛りは悲壮感を感じました。

そして最後は狩猟の仕事をやめて、なかなか新しい仕事が見つからないために食べることができない一家。少し食べるだけで一日の空腹を抑えるというその部族秘伝の食物を探して野山を歩きます。そこに待っているのは、土地を私有化するという新しい考え方。その幻の植物が生えているであろう場所には鉄柵が。さらに歩を進めて無事その幻の食物を手に入れることができたときにはほっとしました。
どういう栄養素があるのかはわかりませんが、家族が久しぶりに空腹を満たされて笑顔に包まれました。
その後わずかな収入があり、しばらく食べる分のとうもろこしの粉と、子供たちのために飴を４個（一人に一個)買ったお父さんのうれしそうな顔が印象的でした。

日本に生まれたこと、満腹を感じることができることをつくづく感謝しました。