死亡広告

今日の死亡広告に知人の名前を二人見つけました。一人は84歳。もう一人は同い年か一つ上か。一瞬昔を思い出しました。一人は近所のひとだからそう思い入れはありませんがもう一人は仕事上の知り合いでしたからあの頃をふと懐かしく思ってしまいました。人は仕事上であっても関係が途切れてもつながっているんですね。だから下手なことはできないんだな。どんなささいなことであっても人の記憶に残ってるから。70前の奥さんを亡くした爺さんの嘆きはいかばかりか。死因はわからないけど多分癌じゃなかったのかなと想像。あの頃、面白かったよね。まだお互いに右も左も分からない若さで肩で風切って生きていた。そうあの頃よく行った喫茶店はまだあるのかな。ずっと昔のことだけど急にあの頃の街を彷徨ってるような錯覚をおぼえる。そうか、みんなそろそろ本当にお年頃なんだね最後の広告を出す頃の。