はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術 | |
マイケルEガーバー | |
世界文化社 |
起業のバイブル、と、言われている本です。
起業関係の本は分厚いものから薄いもの、昔も今も、精神論から具体的なものまで、とにかくたくさんあります。私も起業前は色々と読んでみたものです。
この本は数ある起業関連の本の中でも、非常に深い部分を、完結に、ピザ屋を起業した女性の物語風にまとめています。
すべての起業家には、3人の人格が隠れている
① 起業家ー変化を好む理想主義者
② マネージャーー管理が得意な現実主義者
③ 職人ー手に職を持った個人主義者
だいたいにおいて新しい会社は、上記の③、すべての諸語とをこなす、職人的経営者が中心にスタートします。(幼年期)
そして、だんだん仕事量が限界を超え始めてきます。
その後、従業員を雇い、企業家①と、マネージャーの人格が大事になってきます。(青年期)
結果として迎える「成長の壁」
ここで多くの企業がコントロールを失い、事業を縮小し、幼年期へ戻るか、父さんするか、はたまた次のステージにあがるか、というサバイバルレースに突入します。
そこで生き残るためには、商品よりもなによりも起業家の視点① が大事になってくる、具体的には。。。
という感じです。
私自身に当てはめても、結局この流れで会社が動いている感じが致します。
「持ちきれないお手玉を見事に捌いてるのが、職人的な起業家」であり、結局いつまでたっても芸術的にお手玉を回し続けるしかないのか・・という表現は、まさに言い得てるな、と、思うわけで、それをどのように打破するかが私自身にも沸き起こってきた課題だったりするわけです。
会社勤めの方も是非、読んでみてください。簡単に読める内容です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます