明日は、自然菜園スクール【安曇野校】開催を前に、急に寒くなって、霜が降りる前に行いたい野良仕事が加速してきました。
安曇野校のオンライン対応は、動画の生中継(ライブ配信)できる環境がなく、今は、撮影した動画を後日配信する方法です。
それでも遠方からのアーカーイブ受講がちょっとずつ増えてきております。
撮影などは、ボランティアスタッフのご協力で出来ており、大変ですがこんな時代だからこそ受講してお役に立てばと思い、参加できない場所(遠方)から受講できることと、コロナ禍で移動が制限されてる場合があるので、来年も継続していきたいサービスです。
10月23日(土)共通 | AM:自然菜園講座⑧(越冬)エンドウ・ソラマメの種蒔き、イチゴの植え 夏野菜の片づけ(翌年への準備) PM:ソバの脱穀調整、堆肥づくり準備 |
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2日前の晴れ間を利用しての山の田んぼでの脱穀
今年は、苗作りの失敗、イネミズゾウムシの大発生などいろいろ課題は残りましたが、イネミズゾウムシの対処法も新たにでき、
なんだかんだで、収量もあり、毎日行けない遠い田んぼで、水が冷たいという困難を乗り越え、無事収穫できてうれしい限りです。
奥に見えるハッピーヒルは、11月上旬の収穫になるでしょう。
昨日、稲ワラが朽ちる前に、田んぼが秋起こしできるように、田んぼから軽トラで移動させました。
5日前まで最高気温29℃という夏日が、嘘のように、毎朝最低気温8℃前後、最高気温15~20℃と一気に晩秋を感じ、冬の到来を体感しております。
来年から連載予定の「野菜だより」(ブティック)さんのプランター栽培も来月の撮影までは、持たせたいので、
今までは暑さ対策だったのに、昨日から寒さ対策で不織布をかけ始めました。
1週間以内に、初霜が降りそうな予報なので、今週は、暑さ対策からの寒さ対策と一気に方向転換の野良仕事です。
タマネギの苗も暑すぎてどうなるかと思いまいしたが、ようやく定植できる大きさと寒さになってきたので、植え痛みしないように、
日中暑い時間は、定植をさけて、午後からいよいよ定植が始めました。
今年は育苗の苗床を新しい簡易方法に本格的に切り替えたので、暑く乾燥した時期が続いたので、毎日のように水やりを行った甲斐があり、根張りの良い植えやすい苗に仕上がりました。
タマネギは、苗半作なので、苗がよく育ってくれると、今後が期待できます。
タマネギの育苗方法は、数種類ありますが、どの方法も完成したので、
今年は、タマネギにとって一番植えやすく、植え痛みのないセルトレー方式に統一して育苗しました。
1トレー200穴あるので、200本以上植える方にはお勧めです。
タマネギ定植の場所は、元田んぼで、セスバニア、クロタラリアによって土壌改良されて、色々な野菜が育つようになってきました。
現在は、採種圃場として、タマネギ連作区とナス科、ウリ科のローテーション区としてタマネギを植えております。
まだまだタマネギが育つようにようやくなってきた畑なので、改良中ですが、
自然菜園では、野菜と一緒に土を育てていくことが特徴なので、去年よりも今年がよくなるように積み上げていきます。
田んぼで出たワラをマルチし、米ぬかと油粕を混ぜたものを補うことで、草を抑え、ワラの飛散も防ぎ、タマネギも育ちやすくなります。
昨日、タマネギ定植まで準備にいろいろやっていて時間がかかってしまったので、
息子のお迎えに行くまでの正味1時間で600本定植できました。
あと2,000本位定植する予定なので、今日は朝露が乾いたら、午前、午後に分けて定植です。
明日の自然菜園スクール【安曇野校】でもタマネギの植え方レクチャーを行うので、予行練習のような感じです。
明日は安曇野でも、午後晴れてくれるので、蕎麦の脱穀も行えそうで楽しみです。
【後日談】無事、ほとんどのタマネギを定植できました。今年は、従来の方法(以下写真)と最後の写真の太陽養生処理とのセット植え(実験)、あと100本ほどで終わってしまうので、嬉しいやら、寂しいやらです。