無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

大地の再生×自然菜園番外編:風の紅茶づくり

2018-06-12 07:28:24 | 出張菜園教室

新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、ときどき

関東甲信越である長野も梅雨入り宣言されたものの、梅雨らしい雨はなく、降りそうで降らない日がつづき、昨晩少しお湿りが合ったようです。






実は、紅茶が大好きで、そのためにインドまで行ってしまったこともありますが、3月から始めた大地の再生×自然菜園コラボ講座の番外編として、紅茶づくりを始めて体験してきました。

山梨県上野原は、大地の再生の矢野さんの本拠地であり、矢野さんが地元からたくさんの農地を借りて管理しております。

この茶園もその一つで、数年大地の再生の手法で管理し、点穴を開け、風の草刈りでお茶の樹を維持管理してきたそうです。

そのためお茶の樹がものすごくいい感じになっているため、スタッフ間で紅茶づくりが始まった経緯があります。

春摘み後で雨が少なかったため、まだ初夏摘みには早いようでしたが、今回紅茶を一から作ってみたいという夢がかなって紅茶づくりを体験してきました。





1時間位2人で柔らかそうな葉を選んで、お茶摘み。さっと水洗いして虫やほこりを洗い流した後、




約1日、自然乾燥。専門用語では、「萎凋工程(お茶の水分を抜く)」です。

紅茶をいれたり、飲むのは専門ですが、作るのは素人なので、詳しく知りたい方は、↓サイトをご参照ください。
『自宅で美味しいお茶が作れる!紅茶の作り方』




「揉捻工程(お茶をもむ)」作業中、両手がベトベトで写真が撮れませんでしたが、1時間位しっとりして車でもみ込みました。

この後は、翌日菜園野良の仕事があったため、「発酵止め (超重要)」「乾燥」はできず、やっていただきました。






3日後の早朝、出来上がった紅茶をお土産にいただき、昨日初自作紅茶を試飲させていただきました。

一見お番茶のような仕上がりになったのは、硬い葉の部分(半分ちぎってもんだが縮れなかった)が残ったからです。

あと2~3回淹れてみないと正直正確にとらえることはできませんが、初紅茶、ビギナーズラックと一緒に作ってくれた方の丁寧な仕事のお蔭で、とてもまろやかな和のダージリンといった感じで、最高の一杯に仕上がっておりました。

紅茶は、完全発酵茶(ウーロン茶は、半発酵茶。緑茶は発酵させないお茶)なので、一番素人でも作りやすいお茶かもしれません。(プロが聴いたら、違うというと思いますが、、、)

また、大地の再生で、よみがえったお茶園は、素人が見ても元気な樹と様々な動植物と共生し、素晴らしい生命力を漲っておりました。

そのお茶の樹からできた紅茶は、とても甘く、綺麗な風味がたまりません。育ちの良さが、伝わってきます。

長野は、霜が強く、お茶の樹が育たないため、紅茶づくりはほぼあきらめていたのですが、こうして大地の再生さんとご一緒できて夢がかないました。ありがとうございました。

お茶の樹が育つ地域の方は、家庭菜園の一角で、お茶の樹を育てて、お茶づくりもいいなーと思いました。




3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

次回は、「 6/14(木)草と虫の種類別の付き合い方」です。

場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
4/4(水)―  春の土づくり(畝立て、クラツキ、緑肥mix)、「ジャガイモとネギ」
5/2(水)―  夏野菜の植え付け(支柱&誘引、混植)、「トマトとキュウリ」
6/6(水)―  マメ科で土づくり、「ナスとトウモロコシ」
※自然苗販売会(18:00~18:25駐車場にて)


お楽しみに~




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

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