無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園スクール(自然稲作発酵コース)田植え第一弾

2017-05-28 06:36:57 | 自然菜園スクール
本日、の予報。

久々のブログです。超農繁期3(育苗後半×田植え×野菜の定植×草)に入ったため、ブログどころかパソコンを開くのもままならない日もあります。


昨日は、自然稲作/発酵コースの田植えでした。

自然稲作/発酵コースでは、田んぼで、お米と大豆と麦を育て、主食と発酵食そして、堆肥など発酵させて稲ワラなど田んぼでの循環を学ぶコースです。


今回は、場所いつもの長野校から大岡に移動して、棚田での田植えを学びました。

とてもいい天気に恵まれて、北アルプスを眺めながらの風景は、日本の原風景、(日本のマチュピチュ)絶景でした。







無農薬・無化学肥料の田んぼでは、田植えまでにが一番大切です。

草が出ている凸凹の田んぼに弱った苗を田植えすると、草に負け、収量も少なく、翌年草の種が落ち、3年先まで苦労します。
そこで、如何に田植えまでに準備できるか、平らにするのか、水を張れるように畦を作るのか、田植えがスムーズにできるように、線を引いて準備するのか。
教室なのでただ田植えするだけでなく、そこは大切なので、実際に田植えの前日までの流れを観て学んでいただき、田植えをしました。





また、機械で田植えをすることもあるので、田植え機での田植えも見学しました。


今回は、苗箱にバラ蒔きした田植えに挑戦です。
(次回はポット苗での田植えの体験です)

苗の移動の仕方、苗の取り方、植え方など基本ですがなかなか基本ができないもので、
水を入れた苗が浮いたなど初歩的なミスを防ぎます。




棚田なので、機械で植えられないスペースにみんなで手で田植え体験してもらいました。





また、今回は紙マルチの田植えも体験しました。

紙マルチは、10アール(1000㎡)2万円ととても高価な資材ですが、除草剤を使わずに稲を育てる方法として選択しを広くしてくれます。

今回は、沼化している水口でセリが絶えないとても稲が育ちにくい場所に紙マルチをし、まずは稲が良く育ち、セリを絶やすことを今年から行う予定です。
その上で、3年位かけて、水はけもよく水持ちも良い田んぼに改良していき、数年後には紙マルチがなくてもよく育て田んぼになればと思います。

紙マルチは、そのまま水に溶けてしまうので、専用の機械がない場合は、手植えになりますが、その後稲刈りまで田んぼに入らずに済むので、週末農業や自給農にはむいているやり方かと思います。




お茶の時間は、景観と自分たちで植えた稲を観ながら、冷たい麦茶と自家製よもぎ蒸しパンをいただきました。

田植えは、慣れないと重労働です。お茶の休憩が愉しいですね。

そして、質問タイムにもなりました。


お茶の休憩後は、その続きを行いました。


そして、鍬で畦を塗る前に、手の感覚を使っての手での畦塗りをみんなで行いました。

泥を触ると童心に帰ったように楽しく、どんどん仕事がはかどります。


紙マルチを除いて、予定通り終わりました。

大人数でしたが、初めての方も多く、慣れない田植えでしたが、疲れた顔の中に、笑顔があり、愉しい1日でした。

これから、田植えもはじまり育苗、畑の野菜の定植と超農繁期3ですが、田植えは没頭できて楽しいものです。


今日は、プライベートの田んぼの田植えですが、昨日の続きの紙マルチと昨日準備した田んぼに2種類のお米を植えてこようと思います。

今年も実り多い年になりそうです。


2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

6/7(水)―  初夏の土づくり①(マメ科で応援、ボカシづくり)春野菜の自家採種   
※自然苗販売会(18:00~18:25駐車場にて)


7/5(水)― 梅雨の草対策、夏野菜の種まき、ニンジンの種まき
8/2(水)夏野菜の延命法、秋野菜の真夏の種まき、定植のコツ
コメント (11)
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