無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

アスパラの植え替え

2010-10-26 07:26:12 | 日々の自然菜園
本日、のち時々もありそう。

いよいよ最低気温が3℃近くになってきたので、初霜もまじかです。
今年は温かいので助かります。

温かいうちにやっておきたかったことに一つに、アスパラの植え替えでした。


師匠の自然農園からいただいたアスパラを2年前にいただき、畑の片隅に植えておきました。

ところが、最近忙しくなり手が回らなくなってきたので、
不耕起区を減らし、一部耕す畑を増やすことにしました。
そのために、アスパラを耕さない不耕起区に移すことにしました。

まずは、丁寧に生えている草を刈って、直径30cmくらいの穴を掘ります。


アスパラは、根で増える宿根草類です。
根に栄養を貯めて越冬し、春先に新芽を出します。
その新芽がいわゆるアスパラです。

根を放射線状に広げ、元々埋まっていた深さに埋めます。


根がしっかりと土と一体化するように土をかけ、手で抑えます。


バケツ1杯の水をたっぷりあげます。

根の隙間に土が入り、水によって一体化しやすくなります。

10分位しっかり水がしみこむまで見守ります。


アスパラは、肥料食いといわれます。
肥料があればある程、新芽が立派になる傾向にあると思います。

土が痩せている場合は、完熟堆肥を円に土の上に撒いておきます。


最初に刈った草を堆肥の上に戻します。

「土は上からできる」ので、裸にしないことが重要です。


最後に、草マルチの上からたっぷり米ぬかをふっておきます。

アスパラにとって株分けや移植は負担が大きいので、来年のために今から補っておきます。


今年は麦が豊作だったことと、寒冷地で寒いこともあり、麦のワラでマルチしました。

来年1~2年間は、アスパラの収穫は控え気味にします。
アスパラ(新芽)を放置すると、枝葉になるので、それが光合成などして根に養分を貯めるためです。
そのため、植え替え後の新芽はなるべく放任させてあげたいものです。

3年後から美味しくたくさん収穫できるように~
コメント
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