映画と本の『たんぽぽ館』

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バッドボーイズ フォー・ライフ

2020年02月14日 | 映画(は行)

17年を経たからこその

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「バッドボーイズ」17年ぶりの新作、シリーズ第3弾。
特別のファンというわけではなかったのですが、
この日、他にうまくタイミングの合うものがなかったので・・・。

マイアミ市警の敏腕刑事コンビ、マイク・ローリー(ウィル・スミス)と、
マーカス・バーネット(マーティン・ローレンス)。
ポルシェをとばしイケイケドンドン、独身を謳歌するマイク。
そして、そろそろ引退を考えているマーカス。
そんなある日、マイクが何者かに銃撃され、倒れてしまいます。
やがて、なんとか一命を取り留めたマイクは、
若手エリート捜査官で結成されたAMMO(マイアミ市警特殊エリート部隊)メンバーと
新たに手を組むことになりますが・・・。
相変わらず何者かが、彼の命を付け狙う・・・。

なぜ17年も経って今またこの物語なのか・・・。
というのが一番の問題でありますが、
すなわち、まだ若かったあの頃の二人が、そろそろ引退を考えるまでになった。
この物語は単なる思いつきの続編ではなくて、
それだけの年月を経たからこそのストーリーとなっているところがミソです。



メキシコの刑務所からある女が脱走。
彼女は自分の恨みを晴らすため、自分の息子とともにマイアミの市警関係者を暗殺しようとする。
その中の一人がマイクということになります。

女とマイクの因縁とは一体・・・?
なかなか驚かされました。
17年前にはまだなかったスマホや、その他、ハイテクを駆使。
若いメンバーとのジェネレーション・ギャップ・・・、やはりそうなりますよね。
アクションだけではなくて、見所も多く、意外と楽しめました!!

<シネマフロンティアにて>
「バッドボーイズ フォー・ライフ」
2020年/アメリカ/124分
監督:アディル・エル・アルビ、ビラル・ファラー
出演:ウィル・スミス、マーティン・ローレンス、バネッサ・バジェンズ、
   チャールズ・メルトン、パオラ・ヌニェス

ストーリー性★★★★☆
満足度★★★★☆